絶園のテンペストのコミック10巻が発売になりました。
特別編にあたる今巻。アニメでも語られなかった、その後を語る内容があるというので気になって買ってしまいました。
まずは真広と美森の出会い。9巻でさらっと付き合っていることを打ち明けた真広。その彼女との出会いを描いています。
お姫様抱っこで美森を助ける真広。
本巻では出会いにとどまり、恋愛感情がわくところまでは紹介されていません。そこは残念です。
若き頃の早河とフロイライン山本の出会いを描いたストーリー。
フロイライン山本の新妻姿が眩しい。普通の奥様ですが、仕事は継続していて、左門が主夫をしています。
その主夫っぷりを描いたギャグ漫画も収録されていて楽しいです。
鎖部葉風(くさりべ はかぜ)のその後として、ファミレスでウエイトレスをしている葉風が描かれています。
このために買ったといてもいいです。できればアニメでやってほしかった。そこが悔やまれます。
葉風は吉野にアタックはかけているが、相変わらず本気で受け止めてもらえていないようです。
同年代のスタッフに意見を求めるあたりも可愛いです。
そんな葉風の務めるファミレスの上司が密室殺人事件の容疑者になり、真犯人を推理するアフターストーリーもあります。
左門さんの主夫としての格闘もコミカルに描かれています。
絶園のテンペスト 最終話では葉風の務めるファミレスに吉野と真広が偶然来店。ウエイトレス姿を見つかってしまいます。
恥ずかしながらも、きちんと接客する姿も良いです。
真広のいたずらにより、メンバーが勢揃い。
緊張感がない会食で、平和な生活を送っているんだと思い、とても和みます。
葉風と吉野も手をつなぎ純愛ハッピーエンド。
葉風と吉野が今後どうなるか気になるところですが、絶園のテンペストの原作、アニメが好きな方は買って損はない作品です。
未来へ着実に歩み寄っていく二人を見届けられる本巻。おすすめです!