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アニメ映画【A-1 Pictures『心が叫びたがってるんだ。』 】レビュー・感想:最後でそうなっちゃうの?

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2015年9月25日
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アニメ映画「心が叫びたがってるんだ。」をユナイテッドシネマ入間で観てきました。(劇場の会員なので1000円で)
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2015年9月19日に公開された、A-1 Pictures制作によるアニメ映画。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のスタッフが集結して作成したことでも、話題を集めている作品。
埼玉県秩父市が舞台ということもあり、西武鉄道グループがプッシュしています。
埼玉西武ライオンズとのコラボや、劇中にも西武秩父線や西武バスが描かれています。
観に行った時間は20:30〜22:20と遅めの回。でも2/3くらいは席が埋まっていました。
客層は20代男性が多いかな?一人で来ている人も多く、若いOLさんもいました。

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入場口で渡されたこのチラシ。
作品とは関係ないチラシだと思い、読まずに折りたたんでしまいました。
作品中にこのパンフが出てきて、しまったと思ったけれど後の祭り。しっかりと折り目がついてしまいました。

さて、映画の方ですが美しい映像と素晴らしい音楽、映画館で観るにふさわしい作品だと思いました。
概ねヒロインの成長に関した部分では予想通りのストーリー展開。ただ恋愛関係では、あれ最後にそうなっちゃうんだ?というところは意外性がありました。ただ、不幸になる人がいない(くっつかなかった人にも、別のカップルになるふくみがある終わり方)、ということでは全員ハッピーエンドだったのではないかと思います。
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このシーンが意外と意外な関係をもたらす一因となっているんじゃないかと、勝手な憶測ですが思っています。

ストーリーはお喋りなヒロイン「成瀬順」が小学生のときに憧れたお城(実はラブホテル)で目撃した、父親の不倫現場。
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お城に招待されていたと思い込み、それを自慢げに母親に言ってしまい離婚。
父親の去り際の一言に傷つき、落ち込んでいるところに卵の魔法使いが現れ、普通にしゃべれないように口にチャックをする魔法をかけた。
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話は本音を言わない「坂上拓実」との絡みを中心に、拓実との過去の出来事を引きずり恋に悩む「仁藤菜月」、野球一筋のエースから一転ケガで挫折しかけている「田崎大樹」。
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この4人を中心にクラスの出し物のミュージカルを成し遂げながら成長していく過程が描かれています。
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ストーリー概要(ウィキペディアより引用)
少女・成瀬順は、幼いころに家族へ何気なく投げかけた「ある言葉」がキッカケで、家族の絆が失われてしまう。悲しみの底に沈む順の前に現れた「玉子の妖精」により、順は喋ると腹痛が生じる“呪い”をかけられてしまった。
時は流れ、高校2年生になった順は、“呪い”のせいで他者と携帯のメールでしか会話が出来ない「ヘンな子」扱いをされている。そんな彼女は突如として担任から「地域ふれあい交流会(略して「ふれ交」)」実行委員になるように命じられてしまった。
困惑する彼女と共に交流会を担当するよう、クラスメートの坂上拓実・田崎大樹・仁藤菜月も指名される。しかし、順を含めた四人は今まで全く交流が無く、コミュニケーションもままならない。さらに三人は順と同じく三様の「ココロの傷」を持っており、かろうじて出し物はミュージカルに決まったものの、四人の仲はギクシャクし、交流会の準備は遅々として進まない。
閉じ込めていた感情が頂点に達した時、順は“呪い”のことも忘れ、思わず三人の前で声を発する。自分がミュージカルで「歌うよ!」と。
ついにやってきた交流会。しかし当日になり順から拓実の元に1通のメールが届く。「もうヒロインなんて出来ない」と……。
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