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【私たちはどうかしている 第1・2話】レビュー:サスペンス?ラブストーリー?矢継ぎ早の展開に引き込まれる

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BE LOVE(ビーラブ)で新連載の安藤なつみ先生による『私たちはどうかしている』。
12月の漫画でもっとも先が気になる漫画になっています。
キャッチコピーは
「かつての幼なじみは敵?それとも味方? 和菓子が引き寄せた運命の恋」というように、和菓子の世界に生きる幼馴染二人がメインとなる物語です。

第1話・第2話のネタバレあらすじ

主人公「大倉 七桜(なお)」と「高月椿」が出会ったのは、5歳の春。
七桜の母親は和菓子職人。創業400年の歴史をもつ和菓子屋「光月庵」に住み込みで働くことになり、そこで二人は出会います。

その「光月庵」の跡取り息子椿と七桜はお互いに尊敬し合う形で、菓子の世界を進みます。
そんなある日、光月庵の主である椿の父親が殺される。
七桜がみたのは、血まみれで横たわる主とそこに同じく血まみれでたたずむ椿だった。

しかし事件は、椿が七桜の母親が殺人現場からでていくのを見たと証言。
それにより、母親は殺人容疑で逮捕される。
その現場で最後にみた椿の表情は憎悪に満ちているような、恐ろしい姿だった。

それから15年。
21歳となった七桜は「花岡七桜」として和菓子の道を進んでいた。

順調に和菓子の道を進んでいたが、ある日結婚式の引き出物の依頼が届く。
しかしその花嫁の依頼者は七桜にお願いしたいが、婿側もひいきのお店があるということで、どちらにするか対決して決めることとなった。
相手は皮肉にも「光月庵」だった。
七桜にはお菓子を作る上で欠点があった。それは赤い色が怖くて使えない。
15年前をまだひきづっていた。

ある日、勤めていた和菓子店から解雇を通達される。
理由はお店に届く「七桜の母親は人殺し」というメール。
何者かが裏で糸をひいている。

その帰り道で、母のファンと名乗る男に出会う。
母親から20歳を過ぎたら渡して欲しいという手紙を受け取った。

そして、「光月庵」との対決の日を迎える。
そこにいたのはあの椿だった。

椿が創作した和菓子は色や美しさ、繊細な線など完璧なもの。

対して七桜がだしたのは、日常にある本当の幸せの姿を表現したもの。

評価は高かったが選ばれたのは光月庵。
光月庵に逆らえない世界にいる依頼者の立場。
それを知り、無駄なあがきだと落胆して帰ろうとした時、そこに椿の姿があった。

そこでかけられた言葉は想像打にしないセリフ「俺と結婚しない?」だった。

間をおいて冗談と言って去ろうとした椿に、「結婚しましょう」と告げる。

「私はどうかしている」
七桜が2話の最後に放ったセリフで、物語は大きく動き始める。

「私たちはどうかしている」感想

まだ始まって2話しかたっていませんが、3話以降どうなるのか気になって仕方ありません。
話の展開がとにかく早い。
矢継ぎ早にシーンが変わるので、余計に話の展開が早く感じ、置いて行かれそうになることもある。
結婚を本当にするのか?
「かつての幼なじみは敵?それとも味方? 和菓子が引き寄せた運命の恋」というキャッチコピーの通り、今は敵方だが味方となることがあるのだろうか?
先が気になる漫画で、今後もチェックしていきます。
次の「BE LOVE (ビーラブ)」は12月28日発売の2017年 1/15号です。

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