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【政宗くんのリベンジ 8巻 特装版】レビュー:物語を根底から変える急展開

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「政宗くんのリベンジ」(まさむねくんのりべんじ)書籍情報

原作:竹岡葉月、漫画:Tivの漫画。『月刊ComicREX』で2012年12月号(創刊号)より連載中。
8年前、苛められっ子だった真壁政宗は、自分に「豚足」というあだ名を付けて振った令嬢安達垣愛姫に復讐すべく、過酷なダイエットと筋力トレーニングにより激痩せしてイケメンへと生まれ変わり、苗字まで祖父のものに変えて故郷へと帰ってくる。
文武両道・容姿端麗・明朗活発という三拍子揃った別人になった政宗は、愛姫を惚れさせたうえで「最高の形で捨てる」という「デッド・オア・ラブ作戦」を決行する。しかし、愛姫の付き人である小岩井吉乃に、幼少の頃の「豚足」であることがバレ、計画は破綻するかに思えたが、愛姫への復讐に協力してもらえることになる。
その後、政宗を慕っている病弱の令嬢でノーパンの京娘・藤ノ宮寧子が転校してくるが、政宗は愛姫への復讐を完遂させるために寧子を振る。さらに、愛姫の許婚であり、マサムネの振りをして愛姫の心を掴もうとするポッチャリ系の男子(?)雅宗兼次が転校してくる。<ウィキペディアより引用>

竹岡葉月、Tiv『政宗くんのリベンジ』第8巻 限定版に掲載された内容のネタバレ・感想レビューです。
物語の根底に関わる大きなネタバレがありますので、テレビアニメで次回を楽しみにしている方は読まないことをおすすめします。

政宗くんのリベンジ 第8巻 トリビュートイラスト集

第8巻では限定版が同時発売されています。
「政宗くんのリベンジ 8―トリビュートイラスト集付き!!!!!特装版」
総勢32名の絵師によるフルカラーイラスト集です。

プラス400円でとてもかわいくキレイなイラスト集が手に入るので、ファンなら限定版をおすすめします。

女性にも嬉しい男性陣のイラストもあります。

政宗くんのリベンジ 第8巻 本編

さて、本編のネタバレレビューです。
政宗くんのリベンジの物語の発端となる、小学生の時に太っていていじめられっ子だった政宗。
味方で好意をいだいていたヒロインの愛姫から、ある日、「豚足」「好きにならない」と言われる。
この日から二人の運命が大きく変わります。
第8巻ではこの点について大きく意表を突かれる急展開が待っています。

被害者のように過去を話す愛姫に、政宗は激怒。
その言葉に涙するヒロインはその場を去ります。

傷心の政宗に寧子が私と本当の恋をしませんかと、勇気を出してアタックを仕掛けます。

幼いころとても仲良しだった主人公とヒロイン。

それに嫉妬をした使用人の吉乃が、カツラと愛姫の衣装を着て変装。
そして例のセリフを告げます。

嫉妬心とよかれと思ってとった行動が、愛姫を壊したことに後悔と責任をずっと感じていた吉乃。
転校してきた政宗をすぐに豚足の彼だと見抜く。
復讐に手助けしたのは、愛姫と本気で正面から向き合ったら、嫌いにはなれないだろうという思いから、リベンジではなく、本当の相思相愛になれることを願ってサポートをしてきたのだった。

真実を知った政宗。
偽りの政宗を撃退する。(偽政宗が実は○○○だったのも意外でした)
そして、本物の政宗であることを愛の告白とセットで告げる。

愛姫の返事は「付き合ってあげてもいいわよ」と迷うことなくOK。

それでも告白したのは政宗からだから立場は私の方が上と、Sぷっりは健在。

これで、惚れさせてから振るというリベンジについては一区切りついたかたちになります。
第9巻以降では、8年越しに相思相愛になった二人が、どのような物語をみせてくれるのか、とても楽しみです。

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