【千早さんはそのままでいい 48・49話】レビュー:遠距離恋愛をはじめる二人

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くずしろ氏の4コマ漫画『千早さんはそのままでいい』の第50話と第51話のネタバレ・感想レビューです。
ジャンプSQの2017年8月号の内容になります。

志摩がいない学校生活

高校2年生になった千早。
新入生をみて思うことは「みんな細い」。
いつものセリフ「私って太っているかな」も出て、いつもと変わらない光景に見える。

クラスには千早、岸辺、累、綾目と一緒のクラス。
しかし、そこには志摩がいない。
志摩がいなくなって凹んでいるかどうかの基準がやせていないと岸辺。
「そんなやせ方もあるのか」と違うところを気づくのは千早らしい受け答え。

痩せられなかったのは志摩が邪魔するせいという千早に対して、邪魔じゃなく「愛」だとつっこみをいれる。
否定しようとすると、キスをした事実を突き付けられ撃沈。

岸辺のお菓子の誘惑に打ち勝ったことを自慢しようとメールをしようとするが、字面にすると調子が狂うようだ。

志摩から「チョコパイを20秒レンジでチンするとうまい」との誘惑メールが届く
葛藤の末、食べてしまう。
志摩の言葉は自制がきかなくなってしまう。頭のなかでその理由が「愛」という響きでリフレインする。
それにしても食べているときの千早は本当に良い表情します。

一方志摩はというと、転校初日が終わってぐたぐたの様子。
友達もできず不安の中、送られてきた写真によけいに凹む。

千早からLINEの返信がくるも、メッセージを打ち込むことにまどろっこしさを抑えきれず、電話をかけます。
突然の電話に動揺を隠しきれない千早。
気まずさの中、桜を見にいった時のキスの件、新幹線に乗るときに言ったセリフについて問われるとはぐらかさそうとする千早に対して「おちょくってんな」と問われ「わかった?」と返す。
その表情が完全に恋する乙女です。

そしてあっさりと「付き合うってことでよろしいか」と告白されて、「よろしいっす」とこれまたあっさりと受ける。

二人らしい付き合いはじめ方で、はれて恋人となった二人。
遠距離恋愛が始まる二人の動向にますます目が離せません。

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