宮島礼吏『彼女、お借りします』1巻のレビューです。
あらすじ
木ノ下和也20歳は都内に住んでいる大学生。
練馬区のアパートに一人暮らししているがバイトはせず、親から入学時にもらった100万円で生活している。
彼女から別れを切り出された寂しさを癒すために、1時間5000円のレンタル彼女を依頼する。
そこで出会った美少女のヒロイン「水原千鶴」。
彼女との訳アリの交友関係がはじまるキャンパスラブコメ。
『彼女、お借りします』1巻 感想
宮島礼吏『彼女、お借りします』の1話目はウェブ上で無料で公開されています【1話目を見る】。
ウェブでは最初の4ページがカラーで掲載されています。
話の発端となる主人公「木ノ下和也」の彼女がこちら。
「他に好きな人できちゃった」という軽いノリで別れ話を切り出します。
唯一の自慢だった彼女がいることがなくなり、傷心を癒すために依頼したレンタル彼女がこちらの「水原千鶴」。
同じ大学生だけれどもそこらのアイドルよりも美少女。
でも営業スマイルを剥がせば普通の?女の子。
このギャップが物語の核になっていくわけです。
性格は悪い?というわけではなさそう。
美少女っぷりを発揮していたけれど、普段は地味子。
主人公と同じ大学で鉢合わせ。同じ学校だったなんて・・・まぁベタな展開です。
挙句の果てにお隣同士というご都合主義満載。
ラブコメの王道を突っ走るストーリーです。
宮島礼吏が描く女の子はカワイイ。しかもキャミソールに胸の膨らみの描き方が最高です。
料理も上手いし完璧ヒロイン。
話の展開はベタな感じですが、王道恋愛ものが好きな人であれば間違いなくおすすめできる漫画です。
2巻以降オリジナリティのある話の展開のもっていきかたに期待しています。
カバーを取った内表紙に主人公の妄想漫画が描かれていますので、購入後にカバーを取って読んでみてください。
とてもバカげた妄想ですが面白いです。