ジャンプSQ 2018年5月号に掲載された、くずしろ『千早さんはそのままでいい』68話のレビューです。
『千早さんはそのままでいい』は私がくずしろ氏を知った漫画だったし、同氏の漫画を好きになってコミックを買い漁った発端となった作品です。
そんな同作は2015年1月号から3年の連載で完結となってしまいました。
最終回レビュー
ヒロインの「千早さん」は普通の女子高生。数学よりも体重とカロリーの計算に忙しいイマドキ女子。
主人公「志真」はツッコミ担当の千早さんの幼馴染みで、千早さんくらいの体型が好み。
そんな二人は遠距離恋愛となった際に、付き合いはじめます。
志真は千早に会いたくて平日下校時間に学校の門で待ち伏せ。
友人らとも再会した5人はそろって千早宅に集合する。
二人をからかうつもりが、いつの間にか友人3人は逆に惚気話を聞かされるハメに。
コップごしの間接キスだけでここまでお互いに照れあえることができるのかと。
そして散歩にでかけた二人を確認して、寝たふりをしていた友人たちが起きあがる。
いちゃつきやがってと言いつつも、嬉しそう。みんな良い人たちです。
散歩の二人はチョコパイを買って半分こして食べます。
千早は見ているこっちも幸せになってしまうくらい、美味しそうに食べます。
太るなとか言ってお腹をおさえるこのシーンは一瞬「お腹の赤ちゃんが蹴った」とかいうシーンに見えてしまいました。
ダイエットしないでもそのままの千早がいい、そのままが好きと、タイトル伏線回収です。
2回目のキス。
ファーストキスと変わらないオーバーリアクション。
いつまでもお幸せに!
ということで、千早さんはそのままでいいは完結です。
志真は千早のやりとりにほっこりできた漫画で、私の中で常にトップ3に入っていた作品だけに、物語が最終回を迎えることは嬉しくもあり悲しくもあります。
コミックス4巻は2018年6月4日発売予定。