2018年4月27日にノートパソコン用として、Seagate『ST2000LX001』というSATA 2.5インチの内蔵ハードディスクを購入したのでレビュー紹介します。
開封レビュー
ST2000LX001には5年保証がついています。
レシートもしくは納品書といった購入日が証明できる書類を一緒に保管しておきましょう。
しかし、日常使いで5年もつのかな?
SSDとHDDのいいとこ取り
ST2000LX001はSSHDというSSDとHDDのいいとこ取りをしたハイブリッドモデル。
2.5インチとしては記憶容量2TBという余裕のファイル領域を確保しつつ、使用頻度が高いファイルはSSDと同等のNAND型フラッシュメモリを8GBに自動的に記録して、高速な読み出しを実現させています。
使用頻度の高い、Windowsの起動やアプリケーションは高速起動が可能になります。
実際のところWindows10の起動に、従来のSSDだと20秒くらい、SSHDでは40~50秒くらいです。最初は2分くらいかかり遅かったのですが、学習されるにつれて高速化されました。
よく使うアプリケーションもSSDと比較すると2~3倍くらい時間はかかりますが、ストレスになるような遅さではありません。
基本はハードディスク、速度に過度な期待はダメ
早いと書いてきましたが、これはよく使うアプリケーションをメモリに記録されているものの話。
初めて使うソフトや使用頻度が少ないソフトについてはハードディスクの速度です。
それなりに待ち時間はかかります。
これはインストールやWindowsアップデートのときも同様に、時間がかかってしまいます。
残り容量からの解放
SSHDにして最大のメリットは残りファイル容量を気にせずすんだことです。
お金をだせばSSDでテラバイトクラスのものが買えますが、妻子持ちで小遣い制の私にはそんな余裕はありません。
1万円ちょっとで2TBの容量、一番時間がかかるウインドウズの起動がそれなりに早ければ申し分ありません。
SSD時代は何をするにも高速でしたが、常に残りファイル容量を気にしていました。
数GBが日常で、写真や動画、電子文書といったデータ関係は外付けのハードディスクやUSBメモリを都度接続して退避させないといけないのがストレスでした。
これがなくなったことで、ノートパソコン単体でデータにアクセスできるのですごく快適です。
お金がないけど、そこそこ早く、記憶容量が欲しいという方には間違いなしにおすすめできる製品です。