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【寄宿学校のジュリエット 8巻】 レビュー:秘密の恋を成就させるために二人で壁に立ち向かう

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【寄宿学校のジュリエット 8巻】 レビュー:秘密の恋を成就させるために二人で壁に立ち向かう
金田陽介原作の週刊少年マガジン連載中の学園ラブコメ『寄宿学校のジュリエット』コミック8巻のレビューです。

寄宿学校のジュリエット 8巻 のあらすじ

寄宿学校、ダリア学園。敵対する2つの国の生徒が通う、この名門校に、許されぬ恋に悩む学生がいた。東和国寮の1年生リーダー“犬塚露壬雄”。彼の想い人は、宿敵・ウエスト公国寮の1年生リーダー“ジュリエット・ペルシア”。すべては、犬塚の命がけの告白からはじまった!! 絶対にバレちゃいけない恋物語!
犬塚露壬雄とジュリエット・ペルシアは、誰にも内緒の恋人同士。秘密のデートを画策していた学園祭最終日に、最大級のトラブル発生。学園にペルシアの母がやってきた! 彼女が語った「学園最大のタブー」により、秘密の恋は新たな局面へ。2人の愛で、世界に立ち向かえ!

8巻レビュー

寄宿学校のジュリエット 8巻は7巻に続いて学園祭でのトラブルからはじまります。
ペルシアが男装したジュリ男をめぐって、犬塚と丸流がお互いに勘違いをして喧嘩をします。
そして、学園祭にペルシアの母親が登場。

ツンデレの母は体育祭でペルシアの胸を揉んだ犬塚を叱責する。
一緒にパレードを観ようと誘うものの、ペルシアはとても大切な人との約束があると断ります。

へっぽこ気味な母と思いきや、しっかりとペルシアのことをみています。
ペルシアが犬塚のことを好きなことを見抜きます。
諦めた方が良いと忠告をするも、ふたりとも絶対に後悔しないと言い切ります。

ペルシアの母親との一軒が一段落したと思ったら、一難去ってまた一難。今度は蓮季の弟が姉が元気がなくなっていることを気に留め、その原因が犬塚にあると思いこんで乗り込んできた。

そんな弟の前で誤って押し倒すような体勢になってしまい、弟が姉ちゃんをたぶらかして弄んでいるという思い込みに火をつけてしまう。

蓮季は犬塚への思いを語る。

蓮季の幸せは好きな人が幸せになってくれること。
健気な姉の想いに犬塚への敵対心は薄らいでいく。

周囲に少しづつ二人の仲を認めさせていくが、8巻最後はペルシアがジュリ男として犬塚の実家へ泊りがけで行くことになった。

しかし、そこに待っていたのは犬塚朱奈。

朱奈は分家の子で妹のような存在。
おしとやかそうに見えて、露壬雄に近づく女性への敵対心は相当なもの。
バレないように過ごせるか?
ジュリ男を女の子として疑っているなか、二人で風呂にはいるようにすすめる。
しかたなくペルシアと露壬雄は二人で風呂に入ることになる。

2018年10月にはアニメ化も決まっている『』は一歩一歩二人の仲を周囲に認めさせ、二人のいる環境を変えていっている。
9巻も楽しみです。

そして、本編とは関係ないですが、白猫の変態監督生代表のケット・シィの暴走ぶりに思わずふいてしまった。

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