アニメ映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』のBlu-rayが2018年10月26日に発売となったので買ってきました。
2018年4月8日に映画をみて(その時の記事はこちら)、もう一度みたい作品だったので、今日を楽しみにしていました。
さよならの朝に約束の花をかざろう ストーリー
縦糸は流れ行く月日。横糸は人のなりわい。人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、“別れの一族”と呼ばれ、生ける伝説とされていた。両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、どこかで“ひとりぼっち”を感じていた。そんな彼らの日々は、一瞬で崩れ去る。
イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる古の獣に跨りメザーテ軍が攻め込んできたのだ。絶望と混乱の中、イオルフ一番の美女レイリアはメザーテに連れさられ、マキアが密かに想いを寄せる少年クリムは行方不明に。
マキアはなんとか逃げ出したが、仲間も帰る場所も失ってしまう。
虚ろな心で暗い森をさまようマキア。そこで呼び寄せられるように出会ったのは、親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち”の赤ん坊だった。少年へと成長していくエリアル。時が経っても少女のままのマキア。
同じ季節に、異なる時の流れ。変化する時代の中で、色合いを変えていく二人の絆。
感想
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」などを手がけた岡田麿里氏初監督作品。
P.A.WORKSが制作しているだけあって、映像が美しく、そして物語と共に、この作品の世界観の虜になってしまいます。
この作品は自分の子供の成長とダブらせると、マキアの気持ちが痛いほどわかり、自然に涙があふれだしてきます。
親からすれば成長するにつれて身体が大きくなったとしても、たとえ反抗期で悪い口をたたかれたとしても、親からすればいつまでたっても子供は子供。
身長とか見た目とかまったく関係ありません。子供が大きくなっても幼いときと何らかわらない想いで接しています。
そんな親になって、子育てをすればあたりまえに感じることを再認識させられるアニメ作品。
子育て世代には特におすすめです。