週刊少年マガジン 2019年4・5合併号の金田陽介『寄宿学校のジュリエット』第86幕は、遂に犬塚 露壬雄(いぬづか ろみお)とジュリエット・ペルシアの恋仲が全校生徒の前で暴かれてしまう。
玲音の謀略で暴かれる二人の関係
敵対する2つの国の生徒が通う学園内で対立する2つの寮のそれぞれの2年生リーダーである、犬塚とペルシアは全校生徒に秘密の恋仲。
しかし、監督生選抜選挙投票日当日に玲音によって二人の秘密が暴露されてしまう。
密会のシーンの写真だけでなく、逢い引きする際にジュリ男として男装していた決定的瞬間の写真まで盗撮され暴露され、全校生徒から騙されたとしてブーイングの嵐を浴びる。
玲音の白猫に対する憎悪。2つの寮の対立を煽り、二人が絶対許されない状況にまで追い込む徹底ぶり。
恋仲であることを認めれば二人の追放が避けられると提言する玲音。
欺かされたショックで猜疑心にかられている全校生徒には何を言ってもきいてはもらえない状況に追い込まれる。
二人を学園に残すことで、裏切り者として惨めな思いをして二人は過ごすことになる。
そうすることで黒猫と白猫はお互いに仲良くしようと考えるものがいなくなるという魂胆だ。
しかし、犬塚とペルシアは負けなかった。
「この恋は間違ってなんかいない」と。
愛を貫く二人の葛藤が読める、週刊少年マガジン 2019年4・5合併号は必見です!