漫画版の『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 妄言録(モノローグ) 13巻』を買っていたのでレビューします。
渡航氏による原作はいよいよ14巻で最終回を迎えるラノベで、キャラクター原案はぽんかん8氏、そして漫画を描くのは佳月玲茅氏によるコミカライズ版。
実はこの漫画、届いてから注文していたことを思い出しました。
それもそのはず予約したのは2018年9月。半年も前のこと。
小説の予約をしたつもりが間違って漫画を予約していたというのが、このコミックを買った理由だったりもします。
TVアニメ3期の物語を先行して味わえる13巻
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のTVアニメ第3期の製作が決定しました。
そしてこの漫画『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 妄言録(モノローグ) 13巻』はテレビアニメ期終了以降の物語を収録しています。
ということはアニメ3期の内容を小説以外で先行してイラストで楽しめてしまいます。
アニメのネタバレになってしまうので、アニメだけで楽しみたい人にはおすすめできませんが、少しでも早く、でも小説は読まないという人にはおすすめです。
ちなみに『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 妄言録(モノローグ) 14巻』は2019年6月発売予定です。予定どおり発売されるといいのですが。
主人公の「比企谷 八幡(ひきがや はちまん)」、ヒロインの「雪ノ下 雪乃(ゆきのした ゆきの)」と「由比ヶ浜 結衣(ゆいがはま ゆい)」の三人、そして八幡の妹の「比企谷 小町(ひきがや こまち)」。
この物語の中心人物たちがそれぞれの道へ、自分の気持ちに正直に進むことを決意していく。
一歩ずつ未来に向けて進み始める全ての登場人物。
順風満帆にいかないのが俺ガイル。
未来に進んでいく主人公やヒロインたち。普通の漫画なら明るい兆しがみえてくるのに、どこか黒いモヤがかかってきそうな不安を感じずにはいられない雰囲気を醸し出しています。
闇を切り裂き光が見えるとまた次の闇がおとずれる。
恋愛部分だけみると、雪ノ下がさりげなく八幡の袖を掴んでいる写真を大事に保管していたのを由比ヶ浜が発見してしまう。
由比ヶ浜の性格を考えると雪ノ下に遠慮して身を引いてしまうそんな雰囲気がある。
三人が皆、幸せになることができるのだろうか?
個人的には健気な由比ヶ浜とくっついて欲しい気もするけど、どうなることやら。