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【あなたがしてくれなくても】3巻 レビュー:レスから不倫へ!欲しい温もりがそこにあるから

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ハルノ晴『あなたがしてくれなくても 3巻』を買ったのでレビューします。

SEXレスから不倫へ!欲しい温もりがそこにあったから

ヒロインの『吉野みち』は32歳の既婚。
夫とはごく普通の生活をし、ケンカをするわけでもない。
ただセックスレスなだけだ。
それだけだと思っていたが、互いに心のすれ違いははじまる。
夫は自分への愛が、そして関心がなくなっていると真剣に悩む。
そんなとき、会社の先輩『新名誠』と同じレスの悩みを分かち合う。

お互いを支えあい、それぞれの今の生活を守ろうと努力しようとする。

そんな中で、ようやく身体を重ねることができたみち。

喜び、希望がみえたかに感じ喜ぶ。
しかし、夫は違った。セックスをするも感情が伴わない。
イケないことに焦る状況にあった。

みちも心そこにあらずといった夫の異変を感じていた。コトの最中に目を一度も合わせないのだ。

奥様方の集まりでもセックスについて語り合う。
性欲はどうでもいいという。心がないつながりについては、普段の生活態度から、心がついてこないことが原因だという。
男にも女にも言い分はそれぞれにあるのだ。

同じ心の穴を埋め合いついに禁断の一歩を踏み込む

お互いに伴侶とうまくいかないみちと誠。
二人はついに心の隙間をうめるべくキスをする。

一線は越えていないが、心が惹かれ合っっている以上、そのキスは不倫への第一歩になったのは間違いない。
実はみちの夫も別の女性と一夜をともにしていたのだった。一夜限りでそこに愛はないように見えるが一線を越した以上、これは不倫であることは間違いない。
お互いに違和感を感じるうちに誠から愛の告白を受ける。

お互いの夫婦関係は修復できないのか。
違うパートナーを選ぶのか、今のパートナーとよりを戻すのか、予断を許さない関係に昼ドラのようなストーリーから目が離せません。

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