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初めての心療内科で社会不安障害の診断

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社会不安障害との闘いのはじまり

2018年11月、生まれてはじめて精神病院のお世話になりました。
3年ほど前に100時間超の残業続きで産業医にかかり、情緒不安定なことからデパスを処方してもらっていました。
会議で怒られたり、時間が迫って早くやらないといけないというプレッシャーがかかると震えがでたりしたためです。
最近は女性好きの上司からネチネチと嫌味を言われ説教を受け、部下に女性しかいない状態で、多勢に無勢ではないですが一人の子が反発すると全員で同調されるなど、ストレスが過度にかかっていました。
そんな中で、人と話すときにしかめっ面になったり瞬きが異常に増えたりし、さらには頭が真っ白になり、話している内容が聞こえているにもかかわらず、理解できない状況がつづきました。さらに食事をする際も、スプーンを口にもってこようとすると手が震えたりするなど、精神的に参っているとおもった為、精神科にかかることを決意しました。
心療内科で30分の問診した後にでた診断結果は、社会不安障害、さらに軽度のパニック障害とむずむず脚症候群とのこと。

社会不安障害とは

社会不安障害(SAD:Social Anxiety Disorder)は、大勢の人を前にたつことや、初対面やあまりよく知らない人、職場の上司や学校での先生等と話したり何かをする、そういった状況下になっった場合に極端な緊張や不安をもつような症状です。誰でも緊張はあるのですが、その度合が強くおきてしまう人が診断される病気です。
それにより不安や過度の緊張、恐怖といったトラウマがおきてしまい、私生活にさえ影響をおよぼしてしまいます。

私の日常生活で困っていること

社会不安障害である私の場合、仕事や日常でどうなっているのか、具体的に症状をあげてみます。

  • 上司が話かけてくるだけで動悸がする
  • 家族以外の人と接するとき、異常な回数のまばたきをする
  • デスクで作業している前に、同じ部署の人がくるだけで、過剰に意識してしまい目つきがきつくなる
  • 商談の席でコーヒーやお茶といった飲み物を飲もうと口に近づけると手が異常に震える
  • お茶出しは言語道断。カタカタ震えてお客様に逆に心配されてしまうほど
  • 外食でスープをスプーンですくって口元に近づけると手が震えてまともに飲めないので、スープは残しがち
  • 会議や十数人程度の前で発言するだけでも緊張して、手の震えや瞬きの回数が異常に増える
  • 発表や交渉、上司への報告を翌日に控えている晩は悪いことばかりが頭の中を駆け巡り、なかなか寝付けない
  • マスクをしていると一対一であれば、家族以外の人とでもなんとか話すことができるときがあるが、マスクをつけていないと、それだけで不安になりダメ
  • 部下が集まって密談をしていると悪口を言われていると思い不安になる
  • ネガティブな発言ばかりしてしまう
  • 飲み会でビールをつごうとすると、ビンを持つ手が震える。また逆もしかりで、ついでもらおうとすると手に持ったコップが震えてしまう
  • 買い物のレジですら緊張して目がきつくなってしまう

こんな状況ですから、結婚して家族がいなければ、仕事にも行かず、おそらく引きこもりになっていたでしょう。

一人の時以外は常に他人の目がきになり、自分がどう見られているかという思いや、不安や心に恐怖が宿っている状況。

選んだのは薬物療法

今回のSADや鬱などの治療については薬物療法と精神療法があります。
病院では薬物療法がとられました。
SADは脳のセロトニン神経系とド―パニン神経系の機能障害が起因となり発症していると言われています。
抗うつ剤、抗不安剤を用いた治療法が一般的となっているようです。
メンタルクリニックというと、精神療法で支持的精神療法、精神分析療法、認知行動療法なども同時に行われると思っていましたが、今行っている病院では、具体的な行動に関する助言等はありません。
初診で処方されたのは、レクサプロ錠10mgの半分(5mg)を毎夕食後に飲むことでした。


さらに極度な緊張を緩和するために、症状が出たとき用にデパスの代用としてエリゾラム錠0.5mg「クニヒロ」。



足がムズムズしてどうにもならなくなった時用に「リボトリール錠0.5mg」が処方されました。

2週間後、様子をみてレクサプロを1錠まるまるにして、徐々に薬を強めていくそうです。
しかし、ここから別の苦しみが待っていました。

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