無料漫画アプリ『pixivコミック』で連載中の玉姫なお『冴えないリーマンとヤンキー女子高生』の21話(3巻収録見込み)のレビューです。
年の差、性格真逆のありえないカップルのラブコメ
ヤンキー女子高生とオタクなサラリーマンのお隣さんラブコメ。
オタクなサラリーマンの山田(26歳)は独身一人暮らし。
隣に引っ越してきたちょっぴりドジなヤンキー女子高生のまこととはお互いに惹かれ合い、今では恋人同士に。
キスまではようやく進展した二人だが、お互いに年が離れていることで、ガマンをしたり子供扱いされたり、悩みはつきない。
まことは大人になることで山田とうまく付き合えるようになるかもしれないと、早く大人になりたいと思っている。
仲良しオタクグループのお姉さんことカンナさんの助言で、長続きするコツは無理をしないことと言われ、カンナさんのような大人を目標にしたいと思うまこと。
クラスで唯一の仲良し男友達の柏木に恋人の関係を隠していたことで、一時は関係がギクシャクしていたが、山田とカンナさんのおかげで仲直りができた。
素直に感謝するまことのかわいさの破壊力は抜群。抱きしめたい、でも自制心という無理をしていることを必死でしていないと自分に言い聞かせる山田。
なんとか大人になるまでは自制をすることを誓っているが、まことの無邪気で可愛い笑顔、そして無防備な誘惑、溢れる好きな思いに自制心崩壊寸前。
そんなせつに、まことの実家から送られてきた梨をくれることになったが、部屋に入って取りに来るように誘うまこと。
まことには下心とか、男を入れることで起きる可能性がある出来事についてまで深く考えていない。
しかし、山田は男女が二人きりで彼女の部屋に入ることの意味を深掘りして、というか健全な男なら期待してしまうシチュエーションに自制のブレーキはどこまで持ちこたえることができるのだろうか?
不器用だけど一途な想いの二人。
冴えないリーマンとヤンキー女子高生 3巻に期待
最近よくある年の差カップルのラブコメ。ご都合主義とまではいきませんが、なかなかこんなに美味しいシチュエーションはないだろうという物語。
それでもドロドロな部分、読んでいて不快に思えるようなキャラクターもでず、読んでいて爽やかな気分で読破できる漫画。
コミック『冴えないリーマンとヤンキー女子高生 3巻』は2019年6月14日発売です。
年の差恋愛、オタクで冴えないサラリーマン主人公が嫌いじゃなければ、まことのコロコロ変わる表情がとてもかわいく、物語も安心して読めるラブコメでオススメできるマンガです。