【五等分の花嫁】第84話 レビュー:三玖の幸せあふれる「好き」に感動

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週刊少年マガジン 2019年23号の春場ねぎ『五等分の花嫁』第84話のレビューです。

就学良好最終日に二人きりのチャンスを得た三玖

修学旅行もついに最終日を迎え、コース体験学習で五つ子は別々のコースを選択して主人公の上杉風太郎との二人きりになれるチャンスを運に委ねた。
当たりをひいたのは三玖。
でも三玖は風太郎から逃げてしまう。
顔を見るだけで赤面してしまう三玖は逃げようとするが、それを止めたのは戦国武将の着付け体験。
戦国武将好きの三玖はその誘惑に負けてしまいコスプレをすることに。

その後は二人でなんだかんだ楽しんでいてはたから見ればカップルにしか見えないほどお似合いな感じ。
はしゃぎすぎたフータロー不注意で三玖は池に落ちて水浸しに。
更衣室で着替える三玖に下着まで水浸しで困っているところに、誰からか下着の差し入れが届く。

背に腹は代えられない三玖はその下着を着用。必死にスカートが捲れないようにする姿もかわいいです。

と前半は甘いだけの話ですが、後半からはクライマックスじゃないかというくらい、二人の本音をぶつけ合う感動展開がてんこ盛り。
三玖が努力して作ったけれどなくなってしまったパンが急に現れる。
それを食べたフータローの感想は今までのものと違った。

「お前の努力、それだけは味わえた。頑張ったな」フータローのその言葉にゾクゾクっとした。

それに応えるように「私、頑張ったんだよ」その二人の背中は最終回でも良いくらいの雰囲気がでていた。
たんを切るように三玖は今まで募っていた想いを口にする。
「もっと知りたい、フータローのこと全部!そして、私のことも全部知ってほしい」

今日観てきた自分の好きな場所を次々を指を指して好きを連発。フータローも武将の時代の風景に惹かれていることをわかっている。
でも、最後に指を指したのはフータロー。


もうこの二人がくっついていいじゃん。
一途で心優しい、でも弱虫な三玖。その彼女の想いを正面から受け止めたフータロー。これでくっつかなかったら嘘でしょ。
このシーンをTVアニメ二期でぜひ観たい。
そして、電子書籍で買いましたが、保存用に紙媒体で買おうと思っています。
それくらい五等分の花嫁を読み続けてきた中で一番良かった回でした。
あとは、パンや替えの下着をこそっと用意した人物が誰か?(こういった根回しは四葉がやりそうな気もしますが、下着の趣味と前話のつながりを考えると一花かな?)
そして五等分の花嫁で最初に絡んだ五月が当初一番メインヒロインぽかったので、五月との関係がどうなるかも気になるところ。
今までの展開からすると、好きと言われてもこのまますんなり恋人にはならないような気がするし、まだ一悶着ありそうなので、最終的に花嫁に誰がなるかはわからない。
まだまだ目が離せない五等分の花嫁が毎週楽しみでしょうがないです。

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