榎本あかまる『この会社に好きな人がいます』の1巻のコミックを購入したのでレビューです。
社内では犬猿の仲の二人が付き合いだしたら
「俺たち付き合わない?内緒で」この告白からはじまった、秘密の社内恋愛ラブコメ漫画。
お菓子メーカーの経理部に勤める主人公の立石と、同じ会社の勝ち気な同期の企画部女性社員の三ツ谷。
社内ではきつい一言を浴びせるクールビューティーな三ツ谷の言動から、周囲には犬猿の仲としてみられている二人。
しかし、勤務が終わり、会社を一歩でると彼女の態度は急変。
社内の言動はすべて心にもない嘘だと弁明する。
同期で犬猿の仲で通っている二人が、実はお互いに特別感を抱いていた。
告白して振られようものなら、職場内でギクシャクしてしまう。だからこそ、慎重な探り合いをして、それなりの確信をもったのちに告白して恋人となった。
バレないように必死に取り繕う彼女が可愛い
気の強い三ツ谷はかなりマイナスに振っとかないと想いが溢れて態度に出てしまう。
そんなツンデレにかわいいと惚れ直す立石だった。
会社ではお互い業務以外では話さないようにしている。
それでも出くわしてしまうことがある。
さらに同僚から相手のことを振られようものなら、感情を抑えつつ、そつなく持ち上げるように回答する。
・・・はずが、ストレートに表情にですぎてしまう三ツ谷。意識しすぎてバレるのは時間の問題だと心配になるほどの動揺ぶりです。
お泊りをした翌朝の二人。お泊りをしてしまうと心配になるのがその翌日の立ちふるまい。
同じ服を着ていたり、ラフすぎる服装で出勤しようものならお泊まり感がでて、会社の人たちにバレないか心配になる。
女性はとくにリアルでこのような気を使うようです。
デート中に思わず会社の人と鉢合わせしてしまい、流れで食事に行くことになる。
口裏合わせだとか、態度に表さないよう必死に取り繕うも、結局はバレてしまう。
嘘をつくのが下手な二人は、この先どれくらい会社に隠し通せるのだろうか。
オフィスで着ている服を脱がしていくのがたまらない
オフィスの制服やワイシャツ姿に禁欲的な視線でついつい見てしまう男心。
その服を夜には脱がしていくのがたまらない。同じ会社で働いている姿をみているからこそ余計に興奮してしまうのは無理もないことかもしれない。
家の中ではイチャラブが止まらない
休日は彼女の普段とは違うかわいい部屋着姿を見ることができる。
新婚のようなラブラブ生活が羨ましいかぎり。
テレビゲームをしていても、結局はくっついていると自然とゲームのコントローラーから彼女の体へと手がのびてしまう。
流れでベッドに行くも、三ツ谷のもとに仕事の電話がかかってくる。
一度や二度ではないことにジレンマを感じた立石は電話にでようとする手を掴み、そのまま行為に進む。
会社の電話の横で行為をすることで、より興奮度があがる。
会社の人がすぐ近くにいるようでドキドキした。
そんな発言からも、こういったプレイもオフィスラブの二人ならではのもの。
同じ会社でお互いに働いている姿をみている二人だからこその、よくある社内恋愛話。
リアルにあるあるを感じる場面も多く、女性・男性問わず共感できることも多いのではないでしょうか。