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【五等分の花嫁】第102話 レビュー:一花が一発逆転を狙うファーストキス

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週刊少年マガジン 2019年42号の春場ねぎ『五等分の花嫁』第102話のレビューです。

一花の攻めのファーストキスで一気に優勢なるか?

『五等分の花嫁』第102話は一花メイン回にして、まさかのキス進展。
学園祭で五人全員が好きだと言った後に「誰も選ばない」という選択をした風太郎であったが、五つ子がそれに「はいそうですか」と言って引き下がるはずもなく、それぞれが最後かもしれない猛アタックをしかけてくる予感。
その一番手を切ってきたのが一花。
硬派に見えて案外俗っぽいところがあると、風太郎のことをきちんと見てきていた一花。
表向きの顔だけではなく、裏の面もしっかりとみて、その上で好きになっている。今まで無茶苦茶な行動に出ることもあったが、思っていた以上に真剣に風太郎のことが好きなのが伝わる。ただやり方が暴走気味なのが難点ではあるけれど。

誰も選ばないという選択肢に誰か一人を選ぶことで他の四人を傷つける。そんな優しさを見抜いたのか、選ばなかった子に気を使って誰も選ばないという優しさは捨てて、きちんと誰か一人を選んで欲しい。そう願う一花が心理戦で本当に好きな子の探りをいれる。
自動販売機でお金を渡すから好きなのを買ってきてと言ってお遣いを頼む。
好きなのと言いつつ、缶ジュースの種類に五つ子の名前を割り振る。

結果は、10分たっても自販機の前でフリーズして結論をだしきれないまま。
結局は何も買わないという優柔不断ぶりをみせる。
本当にこの時点では一人を選びきれていないような雰囲気。
長男長女でお互いに苦労している点にどこか共通点を見出した風太郎。
待ちくたびれて、ベンチで横になって寝ている一花の唇に、誰とのキスだったら嬉しいかという言葉を思い出しドキッとする。
寝たフリをしていた一花にそれがバレて焦る風太郎だったが、単純に五人の中の誰かなんだと、その場をやり過ごす。

ただ、今回はスルーされることなく、一花から一発逆転を狙うキス。

女優としても男性とのキスは未経験。まぎれもなくファーストキスと宣言。
一花は素直に好きの気持ちを伝えたにすぎない。
収まらない風太郎への好きの気持ち。
一花は伝えた。次に続くのは二乃、三玖、四葉、五月の誰だろうか?

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