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【いとなみいとなめず】第2巻 レビュー:結婚しても営みなし!でも好きという気持ちは確かなものになる


水瀬マユ『いとなみいとなめず 第2巻』を購入したのでレビューです。

夫婦なのに夜の営みを拒まれる


交際経験のな二人が、いともあっさりと結婚してしまう新婚物語。
主人公は真面目な26歳の不動産営業マン「清」。
弁当屋で働く清楚で可憐な女子高生「澄」に一目惚れ。
そしてプロポーズをしたら、あっさりOKの返事。
高校卒業を待って無事新婚生活がスタート。
26歳と18歳というジェネレーションギャップもあると思いますが、それ以上に恋愛未経験の二人は中学生の恋愛かと思うくらい奥手です。
そんな二人からしたら、新婚の夜の営みは一大イベント。


場の雰囲気も整っていざ初体験と思いきや、パジャマのまま実家に逃げ帰ってしまう始末。

手をつなぐのさえ、許可をとってつなぐという不自然さ。正直ここまでいくと非現実的な感じもします。
そういうピュアな二人のラブストーリーを見守る漫画ではありますが、結婚までこぎつけといてこの状況はちょっと清がかわいそうな気もします。

実家に帰り、母から夫婦とはなんぞやをきかされ、新しい気付きをえて清の元へ戻っていく。
日常のさりげない一コマが二人の絆を深めていきます。

下着の洗濯物を干すのだって日常です。これだけでここまで自分の妻のことを妄想できるのは病気かもしれませんが(笑)

9年間澄一筋の男友達登場


卒業一年目で新婚生活を送る人妻がいる一方で、キャンパスライフを謳歌している友達たち。
その一人「深田充」。6年ぶりに声をかけてきて、連絡先を交換する。
それ聞いた澄の友達は、「奥さんが男の子と知らないトコで連絡とってるのってどう思う?」「私が旦那だったらちょっとヤだな」至極当然の意見。
恋愛に対して疎い、警戒心のなさは時として人を傷つけるかもしれない。こういった部分が意図的ではないにしても清の不安を増幅させている。

それを受けて、清にきちんと説明すると、今までの人生を一緒にすごしてきた素敵な人たちの一部ということで理解を示す。

と、表は取り繕っているものの、不安でしょうがない。会社でも凡ミスを立て続けにおかしてしまう。
疎い以上に相手への配慮がそのへんは足りていない。経験不足はしかたないにしても、自分がその立場だったらという視点で考えられないのかな?と相手が清だけにそう思えてならない。
お互いがそういったことに免疫があるのであれば問題ない、普通にスルーできるところなんですけどね。
そうはいっても、表面上会うこともOKが出たので、澄と充はお互いに友達を連れてきて会うことになった。
充は小学生の頃から9年間、澄に恋心をいだいていた。それは今も変わらない。
帰り際に送っていくと言って二人きりになった。
そこで思いの丈をぶつけはじめる。
澄は早く大人になりたい。そのタイミングでプロポーズをしてきた清と結婚した。
他からみれば確かに誰でも良かったのではないかと思われてもいたしかたない。

ならば充も、俺でもタイミングが先だったら受けてもらえたのではないか。そんな思いがしてならない。

だが澄の答えはしっかりしていた。最初はやはり清のことをどう思っているのかわかっていなかったことを認めたうえで、今は清と衣食住をともにし、お互いに辛い時、楽しい時を一緒に過ごすことが幸せに感じている。

今ならはっきりと言える「清さんが好き」だと。そして幸せなんだと。

カバーの帯に書いてある「直視できないほどの純情ラブ」。まさにピッタリの言葉。
恋愛経験値のない二人が、少しづつ様々な経験を通じて、お互いをより深く思いやりあえるようになっていく。

浮気するような展開はおそらくないだろう。そういった面では安心して読める夫婦もののラブストーリー。
いとなみいとなめず 第3巻は2020年春発売とだいぶ先だが、次は新婚旅行編。また一歩、少しずつ前進していきます。