買物メモ
中国の小米科技(Xiaomi シャオミ)『Xiaomi Mi 9T Pro Global Version』を買ったので、本記事ではレビュー紹介してまいります。
商品名 | Xiaomi Mi 9T Pro |
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買った日 | 2019年9月19日 |
届いた日 | 2019年10月19日 |
買った店 | Banggood |
購入価格 | US$402.29(通常価格US$549.99) |
『Xiaomi Mi 9T Pro』の魅力・メリット
Xiaomi Mi 9T Proを買った理由となるポイントは以下の通り。
- 日本語完全対応のAndroid9.0搭載スマホ
- ドコモとソフトバンクの格安SIMに対応
- ディスプレイが6.39インチの有機ELディスプレイ。そしてドロップ型やM字型といった液晶に変なへこみがないノッチレスなので、2340x1080pxのフルHD解像度が欠けることなく、動画が楽しめる
- 高速CPUのQualcomm Snapdragon 855と6GMメモリでサクサク動作
- 液晶画面に指紋認証センサ搭載で起動とセキュリティ認証がスムーズ
- 27W急速充電(Quick Charge 4+)
- トリプルカメラで写真撮影もiPhoneに引けを取らない。等倍メインカメラ4800万画素、2倍望遠(ズーム)カメラ800万画素、超広角カメラ1300万画素
- 前面カメラが使うときだけポップアップしてくる他にはない動作がおもしろい
- GPSはL1とL5の2つの情報をキャッチできるので信頼性が高く、カーナビとしても十分使える精度
『Xiaomi Mi 9T Pro』のデメリット
Xiaomi Mi 9T Proを使ってみて当然デメリットもあります。
- 格安SIMに多いドコモキャリア系のBand 19に非対応なので、一部で電波がつかめない
- iPhone歴10年の私にはAndoroidのインターフェイスが自由度高すぎて慣れない
- 外部ストレージに非対応。microSDカードが使えないので、iPhone同様に内部ストレージ容量の束縛がある
- 防水・防塵非対応。水やホコリに注意しないといけない。雨には特に注意しないといけない。
- NFC対応なのにおサイフケータイは非対応。Suicaだけでも使えれば嬉しかったんだけど
9T Pro レビュー
届いた荷物の梱包を解いた中からでてきたMi 9T Proのパッケージ。
黒くてiPhoneのパッケージと同等の硬さと質感も相まって高級感が漂っています。
外箱の側面に型式とスペックが書かれたシールが貼られています。
「Mi 9T Pro Flame Red 6GB RAM 128GB ROM」ここまで書かれていれば、店員さんも間違えないですね。入っている中味が違っていたらもうどうにもなりませんけど。
パッケージの中は3段に分かれていて、ケース、本体、充電器とType-C USBケーブルとなっています。今どきのスマートフォンの標準的な感じです。
充電器は欧州タイプのプラグ。お店のサービスで日本のコンセントに対応する米国式プラグへの変換アダプタが付属しているので使えなくもないですが、大きすぎるのと、なんとも不格好なので、他の充電アダプターに、付属のType-CのUSBケーブルを繋げて充電しています。
付属のケース。サラサラ感とほどよくしなる硬さで質感はとても良い感じ。ですが、本体の見る角度によって模様がかわる赤色ボディが気に入って買ったのに、黒で覆ってはまったくもって意味をなさないので、このケースはパッケージの中に戻っていただきました。
そしてMi 9T Pro本体。シールにも商品名とアピールポイントの性能が書かれています。
この保護シールを剥がす瞬間がたまらなく好きです。
本体背面。どうですこのカラーと模様。赤を基調としたグラデーション。見る角度によってその模様が変わる美しさ。この見た目だけでも所有欲を満たしてくれます。
保護シールを剥がした液晶画面。漆黒の画面。有機ELディスプレイなので、電源をONにしても、黒い部分は消えているときと同じ漆黒のブラックで魅せてくれます。
液晶も悪くないですが、やっぱり有機ELディスプレイの黒は引き締まっていて素晴らしい。
本体側面の上の部分左から前面カメラ、3.5mmヘッドホンジャック、マイク。
カメラは機械式ポップアップで、撮影時に光ながらニョキッとでてくる演出がにくいです。
本体側面下部。左からスピーカー、マイク、USB Type-C端子、デュアルSIM挿入口となっています。
側面右側。ボリュームアップ/ダウンと電源ON/OFFボタン。
カメラは3つ搭載。上から等倍、望遠(2倍ズーム)、広角レンズ、そしてフラッシュ用のLEDライトとなっています。
電源を入れるとまず最初に現れるのが、基本OSである「MIUI 10」のロゴ。Android9.0ベースとなっていながら、iOSライクな操作性も匂わせるインターフェイスで使い勝手がとても良い。
もちろん日本語が選べて、設定から何から日本語できちんと表示されるので、輸入端末でも英語アレルギーのある方にも安心して使えます。
デバイス情報。型式、Androidバージョン、CPU、RAM、内蔵ストレージ容量がひと目でわかります。
起動後のセキュリティロック解除画面。液晶画面下の方にある指紋のところに、登録した指を当てると1~3秒程度でロックが解除されます。おすすめは両手の親指と人差し指。スマートフォンを操作する時やロック解除の時に差し出しやすい指としてこの4本の指紋を登録しています。
ホーム画面。ぶっちゃけ、普通のアンドロイドって印象。
特段変わっていないのが良いのです。それにしても画面が美しい。
前面カメラを使って撮影するとき、機械式のポップアップカメラが本体からこのように出てきます。
背面からみた感じです。
カメラが出入りするときは、両脇のLEDランプが点灯するにくい演出。人によっては邪魔なだけかもしれませんが、ガジェット好きの私にはここもそそられるポイントです。
AnTuTuベンチマーク測定結果
スマートフォンやタブレット端末の性能評価をする代表的なアプリ「AnTuTuベンチマーク」を使って測定しました。
結果としてはスコア428220点。ユーザーの79%を上回っていますと表示されていますが、これが何を挿すのか素人の私にはよくわかりません。ただ手持ちのiPhoneXで試したところ、254981点だったので、倍とまではいきませんが、1.5倍以上の速度というか評価なので高性能なことは間違いないです。
CPUは140129点、iPhoneXだと106527点なので比べて無茶苦茶差があるわけではないけれど、それでもQualcomm Snapdragon 855が高スペックCPUなのは間違いなさそう。
本体の基本性能
商品概要・スペック
対応バンド
GSM | Band 2/Band 3/Band 5/Band 8 |
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WCDMA | Band 1/Band 2/Band 4/Band 5/Band 8 |
FDD-LTE | Band 1/Band 2/Band 3/Band 4/Band 5/Band 7/Band 8/Band 20/Band 28 |
TDD-LTE | Band 38/Band 40 |
キャリア別対応バンド
輸入スマホで重要なポイントとなるのが、対応する「周波数帯(バンド)」です。全てに対応していなくても使えないわけではありませんが、対応するにこしたことはないでしょう。
◎印:必須バンド、○印:できるだけ必要なバンド、△印:あれば嬉しいバンド
NTT DoCoMo(ドコモ) | ◎Band 1(2.0GHz)/◎Band 3(1.7GHz)/◎Band 19(800MHz)/○Band 21(1.5GHz)/△Band 28(700MHz)/△Band 42(3.5GHz) |
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au | Band 1(2.0GHz)/△Band 11(1.5GHz)/◎Band 18(800MHz)/◎Band 26(800MHz)/△Band 28(700MHz)/△Band 42(3.5GHz) |
SoftBank(ソフトバンク) | ◎Band 1(2.0GHz)/○Band 3(1.7GHz)/◎Band 8(900MHz)/○Band 11(1.5GHz)/△Band 28(700MHz)/△Band 42(3.5GHz) |
表からみてとれるのは、ソフトバンクなら重要バンドに対応しているので問題なく使えそうです。
ドコモは「Band 19(800MHz帯)」が使えないのがネックになります。この800MHz帯は障害物に強い周波数帯であり、ビルの合間や地下、山間部といった電波が届きにくい場所をカバーする重要なバンドです。一般使いには支障なく使えますが、人混みや地方の観光地に行くとつながらない場所がでてくるのも事実。日本向け端末と比べるとこの辺のリスクはあります。個人的には95%不便は感じていませんが、イザというときに困るかもしれないという方は海外輸入端末はあまりおすすめできません。
主な仕様
型式 | Mi 9T Pro(別名:Redmi K20 Pro) |
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メーカー | 小米科技(Xiaomi シャオミ) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 855 |
CPU | Kryo 485(2.84GHz) x1 + Kryo 485(2.42GHz) x3 + Kryo 485(1.78GHz) x4 8コア, 2.84 GHz |
GPU | Adreno 640 |
記憶容量 | 128GB(UFS2.1) |
メモリ(RAM) | 6GB(LPDDR4x 2133MHz LPDDR4) |
OS | MIUI 10(Android 9.0[Pie]) |
ディスプレイ | 6.39インチ/有機ELディスプレイ/1080px × 2340px/アスペクト比 19.5:9/403ppi/Corning Gorilla Glass 5 |
無線LAN | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4G/5G) |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
メインカメラ | SONY IMX 586、COMS、4800万画素+1300万画素(超広角)+800万画素(望遠) [48MP] SONY IMX586、PXサイズ0.8μm、1/2インチセンサー、FOV 79.4°、F値1.75、オートフォーカス、4 in 1(12MP、1.6μm)[13MP] S5K3L6、PXサイズ1.12μm、1/3インチセンサー、FOV 124.8°、超広角、F値2.4[8MP] OV8856、PXサイズ1.12μm、1/4インチセンサー、FOV 44.6°、2倍光学ズーム |
前面カメラ | 20MP、電動ポップアップ式、F値2.2、PXサイズ0.8μm、サファイアガラス |
動画 | UHD 4k 60fps/UHD 4K 30fps/FHD 1080p 60fps/FHD 1080p 30fps/HD 720p 30fps |
センサー | GPS:L1+L5/ガリレオ:E1+E5a/GLONASS:G1/北斗:B1、A-GPS 指紋認証(画面内蔵)、顔認証、加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス |
オーディオ | 3.5mmイヤフォンジャック、アクティブノイズキャンセリングマイク、Bluetoothコーデック:AAC/LDAC/aptX/aptX-HD/aptX-adaptive、FMラジオ |
バッテリー | 4000mAh、有線充電:27W、ワイヤレス充電:非対応 |
接続端子 | USB Type-C、3.5mmイヤフォンジャック |
NFC | 内蔵(FeliCa非対応/おサイフケータイ非対応) |
防水・防塵 | 非対応 |
本体サイズ | 高さ156.7mm × 横幅74.3mm × 厚さ8.8mm、重量191g |
SIMスロット | DualSIM(NanoSIM×2)、DSDV対応、VoLTE HD calling |
項目 | 内容 |
項目 | 内容 |
まとめ
本記事では「【Xiaomi Mi 9T Pro】iPhoneユーザーが比較使用感レビュー」について書いてきました。
これだけの高機能のスマートフォンを同性能iPhoneの半額以下で買えてしまうんだから、文句を言ったらバチがあたるってもんです。
中国メーカー製とバカにした自分が恥ずかしくなるくらいの高性能と見た目で、会社の同僚からも男性女性問わず羨ましがられました。
中国メーカーといえば情報漏えいが心配になりますが、そこはAndoroidを素で使うのは怖いのでマカフィーリブセーフというセキュリティソフトをインストールして、スパイウェアとウイルス対策は真っ先に行いました。スキャンしても特段問題ありませんでした。
現在メインで使っているiPhoneXと比べるとXiaomi Mi 9T Proは薄いし画面が大きくサクサク動くので、こっちを使うとiPhoneXが逆に古さというかショボくさえみえてきます。
ただ、フルHDの1920x1080pxの動画を再生したときの面積は意外にもほぼ同じです。ブラウジングとかでは9T Proが圧倒的に広いんですけど、画面の短辺はiPhoneXと同じです。本体の薄さは9T Proの圧勝ですけど。
iPhoneXと同じ有機ELディスプレイ、カメラも2倍ズームあり、広角レンズまでもある、3.5mmイヤフォンジャックが地味に嬉しいし、バッテリー充電も短時間でチャージできる。比較しても遜色ありません。
ただ10年来のiPhoneユーザーなのでアンドロイド(Android)という基本OS自体への不満、というよりも操作性に慣れていないところがやはり不自由に感じます。
そしてアプリについては会社で最も使っているGoodReaderがアンドロイドにないのは痛い。代替となるアプリも見つからず、ファイルタイプごとにアプリを使い分けないといけないのはやはり不便。
それ以外は特段悪い点は見当たりません。むしろ、ディスプレイに変なへこみがないノッチレスなのはイイです。M字のiPhoneに戻りたくなくなります。
本体カラーも赤なのに渋くてカッコいい。知名度的には決して手放しで自慢することはできませんが、見た目と性能だけでは十分自慢できます。持っていて恥ずかしくないスマートフォンです。
一番大きいのは、キャリア縛りや割賦払いなしでも何とか手の届く4万円台の価格。最悪2年で壊れたり修理が必要になっても、買い替えがスパッと割り切れるので精神的にも余裕がうまれます。
Mi 9T Proをお得に買う方法
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- チャージ金額40,000円~89,999円のときは、通常会員で1.5%、プライム会員では2.0%のポイントが付与されます
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