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スキーターらびっと!! 最終回 レビュー:クールにダンスものとして最後を締める

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ヤングアニマル 2019年17号の雨蘭『スキーターらびっと!!』FINAL STEPのレビューです。
「無邪気の楽園」の雨蘭氏が描くダンスコメディが最終回を迎えました。

色恋沙汰よりダンスに夢中

事故に遭って全治1ヶ月の診断を受けた星原千花。

予選通過したものの決勝のステージは断念せざる得なくなってしまった。
ケガは治ってもメンバーの心にはポッカリと穴が空いていた。

主人公の宇佐綾乃ことウサは星原のステージを見て、ダンスへの熱意が増し、同じステージに立てるくらい努力して駆け上がることを決意し、それを伝える。

「私、待たされるの大嫌い」少し棘のある言葉にの後「だから早く上がってきて」と続ける星原。
二人はさらなる飛躍を誓い次のステージへ向かって走り始める。

最後は百合やエロ要素を封印し、女性同士の恋愛というのではなく、ダンスという同じ志を持つ仲間として進む普通のダンス漫画になっていました。
ラストはあのステージに戻って、さぁこれからはじまるぞというところで終わり。
活躍していく姿を見ていきたいと思う反面、変に先延ばしして中だるみするような漫画にならずに、ぴしっと締めたところは評価高いんじゃないかなと思いました。

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