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娘の友達 第21話レビュー:カオスな母親!父娘と母娘の心理戦から目が離せない

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コミックDAYSに連載中の萩原あさ美『娘の友達』第21話「同じ月は見ている」のネタバレ少しありのレビューです。

イカれた母親への反撃開始?

妻を亡くし、男手だけで高校1年生の娘を育てる中間管理職の『晃介』。
そして、娘と同級生の女子高生『古都』。彼女は母親から優等生であり続けることを求められ、時には暴力をふるわれている。
その母親が21話でさらなるカオスな発言を繰り広げる。
冒頭で脇の手入れをするという、ヒロインの描写としてはありえないシーンが描かれていて驚きました。

しかし、その後の母親の発言と比べれば大した驚きにはなりませんでした。
晃介の娘である美也の家に遊びに行くことを母親に許可をとりつけた古都。
日曜日に久しぶりに父親が帰ってくるらしいが、それに対する母のセリフ「あなたはお父さんと一言も話さないわよね?」ろくでもない男と言い放つ。

夫婦関係は完全に亀裂が入っている状態というのがわかる。
そして次に放ったセリフがこれまたありえない。

「お母さんもご挨拶に行くわね」
いやいや、普通友達のところに遊びに行くってだけで、親が挨拶に一緒に行くか?
母娘ともにカオスすぎて次の行動が読めない。
それがこの漫画『娘の友達』の面白さではあるのだけれど。
そうとは知らず、古都を自分の家に迎え討つ(?)晃介。
娘から女の人と二人で出かけたかという問いに嘘をつく。その後ろめたさと、古都が二人の関係をバラすんじゃないかと疑心暗鬼な状態に陥っていて、晃介の精神崩壊も間近か?
22話で父娘と母娘の直接対決があるのか?
4人それぞれが何かを隠し企んでいる状態の心理戦から目が離せません。
そして、コミック第2巻が11月13日に発売。もしかして最終巻?
最終回が間近なのかな?そんなに先が長くないようにみえるので、クライマックスが近づいているのかもしれないと勝手に予想しています。

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