諫山創氏の『進撃の巨人』31巻 特装版が届いたのでレビュー紹介します。
進撃の巨人31巻 あらすじ
巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。
だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。
進撃の巨人 31巻 レビュー
物語のネタバレを防ぐために面白かったコマを少しだけご紹介していきます。
まずは田舎から都会に初めてでてきた一行。という感じのシーン。
あのクールなミカサまでもがアイスクリームで満面の笑み。
「エレンも食べて」と女の子しています。
エレンから「オレはお前の何だ?」ときかれ、赤面するミカサ。
今までにほとんどみせてこなかった男性をみる目。そして感情に動揺しまくりのミカサがカワイイ。
待望の女型の巨人ことアニの復活。私の一番好きな巨人です。
一番笑えたのが、車力の巨人の口の中に入って移動して、出てきたときのそれぞれの言動。
「歯磨きとかしないの?」と車力の巨人が言われると反論「失礼ですよ女性に対して」。
その一方で「巨人の口の中なんて二度とごめんだ」と吐き気をもよおす男性陣。
笑かしてくれます。
本編はとにかく目まぐるしく場面が変わります。
何がなんだかわからなくなるくらい。
そしてエレンはもう昔の少年時代の面影がなくなってきて誰が誰だか登場人物が容姿も性格も変わり果てたりしていたり、追いついていくのがやっと。
物語の完結は徐々に見え始めてきた感じ。いつクライマックスになってもおかしくないくらい。
シュールな息抜きもあるので息が詰まることはなく、ほどよいテンポで物語が進むのであっというまに読み終わります。
進撃の巨人32巻は2020年8月7日発売。4ヶ月後が待ち遠しい。
進撃の巨人 31巻 特装版
「小説小冊子」付き特装版! 「雨宿りの情景 特別編 ~雨の古城にて~」「[TEXT]綴られた文字」「眠りと夢のはなし《第二幕》」「雨宿りの情景 ~reprise~」「“はじめて”のはなし ~My first time around~」。様々なシチュエーションで展開する104期生や調査兵団のサイドストーリー(小説)を全16編収録。