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それでも歩は寄せてくる 第4巻 レビュー:全編に渡ってうるし先輩が赤面意識しまくりラブコメモード全開

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山本崇一朗氏の将棋がとりもつ学園ラブコメ漫画『それでも歩は寄せてくる』第4巻を購入しましたのでレビューです。

それでも歩は寄せてくる あらすじ

この恋、詰むや詰まざるや…?
将棋の初心者・田中歩は部長の八乙女うるしに勝って告白したい。
棋力は程遠いけれども、ぐいぐい攻めてくる歩の姿勢に
別の意味でセンパイは“詰む”かもしれない…というお話。
日本一バズったバレンタイン漫画の生みの親・山本崇一朗が紡ぐ歩とセンパイのバレンタインは…!? チョコはもらえるのか…!? チョコを渡したい…!! 想いの交錯する放課後、残り時間…あとわずか。おまけ漫画もさらに充実! アナザーバレンタイン収録の第4巻です!

それでも歩は寄せてくる 第4巻 レビュー

それでも歩は寄せてくる4巻になっても1巻から変わらず良い意味で歩とうるしの変わらない微笑ましい掛け合いが全編に渡って繰り広げられています。
基本は将棋勝負なわけですが、常に将棋のことを考えているうるしに対して、常に先輩のことを考えている歩。
その考え方はやがて将棋よりも相手のことを想う気持ちの方が勝ってきているように思えます。

それでもぐいぐい押しの強い歩に、面白いように結果としてからかわれて「んぁ」となる先輩がとても尊いです。

4巻ではクリスマス、初詣、バレンタインと恋人にとっては大切なイベントが目白押し。

その中ではうまくいくこともあればいかないこともあり、しっかりとラブコメしています。
スケベシーンがない本作で、珍しい見方を変えるとちょっとエロいシーンに見えたりする貴重なショット。

実際にはスケベ要素など皆無なんですけどね。
二人をサポートするマキ先輩は奥手のうるしの背中をこれでもかと押しまくります。

キャラとしてもすごい立っていて、この肩に顎をのせているコマが特にお気に入りです。
無表情を取り繕って攻める歩と表情丸出しのうるし。

からかい上手の高木さんとは攻守の性別が逆転している状態。
少しづつ距離が縮まってきているのが見えるので、じれったさはなく、とても心地よい進み具合で読んでいてストレスのないのもこの作品の特長。
色恋沙汰については攻める歩、守りのうるしがメインでお互いに常に意識しまくっている中、なんかうるしは半分くらい赤面している印象の4巻。読者としても常にニヤニヤがとまりません。
ほっとして心温まる学園ラブコメ漫画。4巻もおすすめです。

商品概要

コミック: 144ページ
出版社: 講談社
ISBN-10: 4065192986
ISBN-13: 978-4065192986
発売日: 2020/6/17

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