剥かせて! 竜ケ崎さん 2巻 レビュー:好きな人を漢字で書くと「変態」カップルの夫婦漫才

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一智和智『剥かせて! 竜ケ崎さん』2巻を買ってきましたので感想レビューです。

剥かせて! 竜ケ崎さん あらすじ

話題のリザードマン女子×皮好き変態男子のラブコメディ、待望の第二巻!
あの〝変身事件〟以来、竜ケ崎さんは、今まで見せなかったような表情を見せるようになった。
その顔を見ていると、胸がざわつくような、そんな気がする。
ぼくが好きだったのは、彼女の皮だけだったはずが・・・
開き直って大胆アプローチを続ける竜ケ崎さんと、彼女に少しづつ惹かれている自分に気付き始めた遊上君の皮から始まった【脱皮系】偏愛ラブコメディ!
ぼくはリザードマンの女の子の抜け殻に興奮するド変態です。
ほんとうにごめんなさい。

剥かせて! 竜ケ崎さん 2巻 レビュー

主人公の遊上は爬虫類好きで「皮」へ異常なまでの執着をもつ男子高校生。
ヒロイン竜ケ崎さんは、明るくてみんなの人気者。他の男子からも美人と評価が高い女子。

そんな二人が歪んだ性癖で絡み合う夫婦漫才型学園ラブコメ。
遊上の狙いは人間の竜ケ崎ではなくとかげの竜ケ崎。
リザード女子のあらゆる部位に興味津々。スカートめくりもパンツよりも尻尾に興味を持つあたり、健全とは言い難い性癖の持ち主だ。

竜ケ崎の学園内の評価はずば抜けて高い。
友人の前では「だらしないの気になったから」といって遊上のネクタイをただす。

なんて素晴らしい女の子。と思わせておいてこの後、「奥方のようなことをしてしまった」と悶ている二面性を使い分ける。
底抜けに明るく、そしておバカぶりがとにかく面白い。

モバイルバッテリーのやり取りだけでもここまで体をはってギャグをかましてくる。

そんないつも能天気な竜ケ崎ですが、遊上に対する想いの真剣度はとてつもなく高い。
将来のことをおちゃらけて言っているけれど、真剣に二人で歩む道を考えている。
おじいさんおばあさんになった姿、先に遊上が死んでしまった時のこと。
ちょっとした将来にも一喜一憂し、時には涙を流してしまうシリアスな場面も。

物語は頭空っぽにして読めるギャグ漫画。
でも根底は真面目なラブストーリー。
とにかく竜ケ崎の明るく前向きな姿に元気づけられる。そんな漫画です。

商品概要

出版社: オーバーラップ (2020/6/25)
言語: 日本語
ISBN-10: 4865546898
ISBN-13: 978-4865546897
発売日: 2020/6/25
梱包サイズ: 18.2 x 13.2 x 1.4 cm

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