萩原あさ美氏の漫画『娘の友達』の第57話「答え」についてネタバレありの感想記事です。
- 作品名:娘の友達
- 作者:萩原あさ美
- 紹介話数:第57話「答え」
- 掲載誌:コミックデイズ
- 公開日:2020年11月12日
娘の友達の2020年11月12日にコミックDAYSに掲載された第57話の最新話ネタバレ感想レビューをお届けします。
娘の友達57話ネタバレ感想
逃避行先の盛岡で古都はネットカフェで一夜を過ごすことにした。しかし、男二人組が店員とグルとなってブースに入ってきて襲いかかる。
晃介が間一髪で助けに入る。
ボコボコにされてかっこ悪い形ながらも古都を救い出すことに成功した。
膝枕で晃介を介抱する古都。
古都は盛岡に来た理由を話す。
美也に「君が好きだって話して来た」と正直に話す。
晃介のことを好きなら喜ぶかと思いきや、相手に好意をちらつかされると急にひいたかのように無表情となる。ここにきても古都の心理状態がいまいちつかめない。
以前二人でホテルに言った日に「良いとか、悪いって誰が決めるんだろう」という質問にうまく答えられなかった晃介が、今だか言える答えを告げる。
「良いとか悪いとか、それは君が決めるんだよ」
自分で決めるように促す晃介。
社会的地位、家族をも失うリスクを冒してまでも古都を追ってきた晃介に対して、古都はどう出るのだろうか?
相思相愛のラブコメ展開に入ると思いきや、今の時点では晃介の片思いの可能性も捨てきれない。
セオリー通りの”普通”のラブコメなら、もうキスして抱きしめあうとか、熱愛モードに突入するシチュエーションですが、「私も晃介さんが好き」とは到底言うような娘には思えない。
晃介を失意のどん底に落とすのか、それとも駆け落ち覚悟でラブラブモードに突入するか?
いずれにしても普通にはいかないのが「娘の友達」。
読者の予想を良い意味で裏切る展開と、萩原あさ美先生の手腕に期待です。
次回58話はコミックデイズで11月19日公開予定です。
コミック単行本は6巻まで発売中です。