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娘の友達 最終話【最新話 ネタバレ感想】ハッピーエンド・・・でいいんだよね

萩原あさ美氏の漫画『娘の友達』の最終話(第62話)「月を盗む」についてネタバレありの感想記事です。

紹介タイトル内容
  • 作品名:娘の友達
  • 作者:萩原あさ美
  • 紹介話数:最終話「月を盗む」
  • 掲載誌:コミックデイズ
  • 公開日:2020年12月24日

娘の友達の2020年12月24日にコミックDAYSに掲載された最新話ネタバレ感想レビューをお届けします。

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娘の友達 最終話ネタバレ感想

2019年4月18日から連載が開始された「娘の友達」がいよいよ最終回を迎えました。

中年サラリーマンが年の差の離れた娘の友達のJK・古都と禁断の年の差ラブコメが始まった。と思ったら、美少女が真面目に働いてきた中年サラリーマンが築いてきた家庭や社会的地位をぶち壊していく、サスペンスホラー展開。かと思えば終盤にヒューマンドラマのような話になっていき、常に次どうなっちゃうの?というハラハラ感を抱かされ引き込まれるストーリー展開で、毎週木曜日が待ち遠しいようになっていた魅力的な作品でした。2020年は100冊以上漫画を読みましたが、間違いなく私の中でのおすすめ第1位の作品です。

さて、62話目となる最終回ですが、結論から言うとハッピーエンドでした。

古都と晃介は出会った喫茶店で再会を果たす。
母との関係はぎこちなさが残るものの、思いの外うまくいっている様子。
あの精神状態の母親を鋭い眼力と力強い決意の言葉で、正常な親子関係に導いたのはさすが。その背景にはもちろん晃介の存在も大きかったのがうかがえる。
最終回まで読んでから振り返ると、晃介の偽善者ぶりに嫌気が差して潰そうとしているんじゃないかと思っていた時期がありましたが、晃介に惹かれ、そしてどこかで現状を打破させるために助けを求めていたんじゃないかと思える。

子供を持つ中間管理職の中年サラリーマンという同じ立ち位置なだけに、晃介寄りの立場で物事をみてしまう。
「自分の心に従って生きようと決めたけど、俺が正しいと思ったことが他人から見たら正しくないって時はやっぱり辛い。自信がなくなる時だって」というセリフの重みを感じる。仕事で正しいと思ってアドバイスした結果、部下が失敗した時なんかは辛いし、自信がなくなる。
現実逃避をしたくなるけど、家庭をもっているとそうはいかない。
そんな中で古都のような存在が現れたら、やはり気持ちは揺らいでしまうだろう。

バイトが終わり二人で歩く中、
「私が淹れたコーヒー実は少しだけミルク入れてたって言ったらどうします?」
「全然気づかなかった。いや俺、味音痴だっから普通にブラックだと思って飲んでたよ」
「なーんて、ウソです。」
と笑顔でさらっと騙しを入れてくるところはやっぱり古都。表情とは違うことを考えているいつもの魔性の女。かわいいんだけど、この先一緒になったとしても、今までのやり取りを思うと、信頼しきれない気がするが、当の本人はそんなことはないご様子。

歩道橋の上で二人で月を眺める。
古都が月を手でつかみとる仕草をする。
そして、そのまま晃介の胸ポケットに隠し入れる。
「これで少しは苦しくなくなりますか?月を盗んで帰ること、ナイショですよ」

そして「如月さん、君が好きだ」「晃介さん、私もです」

そう言って二人はそれぞれの帰路につく。

そして晃介の思いを語るエピローグ。
如月古都は娘の友達であり、足元を照らす淡く儚い光。
父親として会社員として俺の現実は続いていく。だけど何より難しいのは俺が「俺」であることだ。
だから俺は隠し持つ。胸ポケットの中に彼女との「秘密を」。
そして娘の待つ自宅の扉を開く。

ロマンチックな物語で、お互いが好き合っていることを確認できたハッピーエンド。
めでたしめでたしなはずなんだけど、なぜか引っかかる。
素直にハッピーエンドだと思えないのは、今までの言動と心の内側が異なり、さらっと掌返しをしてきたのを見てきたからだろうか?
ちょっと晃介視点で物語が語られてきたが、古都の本心を描いた視点で最終回を描いてくれると、モヤモヤがなくなる気がするのだけれども、きっとこのモヤモヤが娘の友達に惹かれた原因なのだろうと思う。

2年間本当に面白い作品をありがとうございました。
萩原あさ美 先生の次回作も期待です。

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