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110gの極小スマホ『Jelly2』開封レビュー!Suica・無音カメラありの万能スマホを楽天モバイルで活用

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Unihertzが発売した超小型スマートフォン『Jelly 2』が2021年1月9日に届きましたので、開封レビューします。

Kickstarterで$179で購入

Jelly2は2020年7月22日にクラウドファンディング「Kickstarter」でUnihertzにバッカーとして$179を出資したもの。
基本は$159でしたが日本のバッカーに対しては$20高い価格設定となっていました。その理由は日本独自の電子マネー規格のFeliCaを搭載するというもの。Suicaなどの日本国内の主要電子マネーが使えるようになるオプションが$20とは嬉しい限りです。

Jelly2 本体スペック

メーカーUnihertz
本体カラーダークグリーン
ディスプレイ3型液晶
画面解像度480×854 px(326ppi)
本体サイズ49.4×95×16.5mm
本体重量110g(バッテリー含む)
CPUMediaTek Helio P60/2GHz(オクタコア)
内蔵メモリー6GB
内蔵ストレージ128GB UFS 2.1
外部ストレージmicroSDカード
OSAndroid 10
対応バンドLTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66/34/38/39/40/41
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
無線LANIEEE802.11ac(2.4/5GHz)
カメラアウトカメラ:16MP AF
インカメラ:8MP FF
バッテリー容量2000mAh(着脱不可)
電子マネーFeliCa/NFC
生体認証指紋認証(背面タッチセンサー)、顔認証
GPSGPS + Beidou + Glonass
センサーG-センサー、 コンパス、ジャイロスコープ、 近接センサー、 照度センサー、赤外線ポート
BluetoothBluetooth 4.2
ラジオFM Radio
イヤホン端子3.5mm ジャック
USB端子USB Type-C
SIM形状nanoSIM デュアルSIMデュアルスタンバイ(2nd SIMはmicroSDカードスロットとの併用)
同梱物Jelly 2本体、透明保護ケース、保護フィルム、USB Type Cケーブル、充電器、SIMピン、ストラップ、保証書、ユーザーガイド

開封レビュー

本体外寸49.4×95×16.5mm、本体重量110gと手の掌にすっぽりと収まってしまう。
そして3型液晶ディスプレイというだけあってとにかく小さい。QUERYキーでの入力は慎重に押さないとすぐに誤入力してしまう。

パッケージも小型。指輪の箱のような小ささです。
透明保護カバーと保護フィルムが最初から装着されていますので、アクセサリーを買ったり貼ったりすることなく、すぐに使うことができるのは嬉しい。
USB Type-Cケーブルと充電器がきちんと付属しています。少し前までなら当たり前の同梱物ですが、iPhoneの流れからすると、当たり前ではなくなる日はそう遠くないのでしょう。
保証書とユーザーガイドも日本語併記。保護フィルムは予備でもう1枚付属しています。
本体を持った印象は本当に小さい。ジッポライターを持つような感覚です。
背面はUnihertznのメーカーロゴ。瞬時に反応する指紋認証。カメラとLEDフラッシュ・ライトが備わっています。
左側面にはボリュームボタン。大小に区切りはありません。
右側面に電源ボタン、好きな機能(ショートカットキー)を割り当てることができるプログラマブルキー、デュアルSIMスロット、USB Type-Cケーブル端子があります。Type Cがやっぱ一番便利。iPhoneのLightningとか本当にやめてほしい。
本体上には今や貴重な3.5mmのイヤホン端子。有線ヘッドホン派には貴重な端末。
ケースを装着した状態でも121g。ケースを着けずに裸使用であれば110gと軽量。個人的には持った感じ、裸で使ったほうがしっくりとくるしなによりクソ軽いのでケースなしで使おうかなと思っています。
Apple iPhone 12 Pro Maxを並べた感じ。Jelly 2が4台分近い大きさ。そしてクソ重い。でも画面の見やすさ圧巻。ヌルサク操作感もさすがといった感じで、M1 MacBook AirやiPad Pro 12.9との連携を含め、メインスマホはやっぱりiPhoneに落ち着きます。
QWERTYキー表示した状態。500円玉を画面に乗せてみました。いかにキーが小さいかおわかりいただけるかと思います。
スペック。OSは最新のアンドロイド10で当面安心。メモリもおよそ6GBありミドルスペック並。CPUはMediaTekが2018年にリリースしたHelio P60(MT6771V/C)。Snapdragon 660くらいのCPU能力となんとか使えるレベル。解像度は480×854(329ppi)と低解像度だが、3.5インチなのでドットの粗さとかはない。
Geekbench Score画面。ベンチマークテストでは、シングルコア295点、マルチコアスコア1462点となりました。クアルコム製のモバイルSoCで同等のベンチマークスコアのもはというと、Snapdragpn 665(Xiaomi Redmi Note8 の 307点、1277点)相当の性能となっています。

楽天モバイルは設定なしで利用可能

Jelly 2はサブ端末として基本データ通信メインで利用します。
よってモバイル回線には1年間無料の楽天モバイルのnanoSIMカードを差して使います。
デュアルSIMをサポートしているJelly 2ですが、セカンドスロットはnanoSIMかmicroSDカードどちら一方しか使えないようになっています。2枚刺しはしないので、楽天モバイルnanoSIMとmicroSD 128GBをSIMスロットに入れて使用しています。
楽天モバイル回線を使うのにAPN設定は不要でした。
これはありがたい。というか、近々楽天モバイルで販売されるのではないかと勝手に思っています。

楽天モバイルのnanoSIMカードとKingstoneのmicroSD 128GBの2枚差しで使っています。

小型スマホとしてサブ端末として最有力候補

Jelly 2はサブ端末として最有力候補に挙げられる要素を兼ね備えていると思います。

ここが素晴らしい
  • 110gの軽量で胸ポケットに入れても苦じゃない
  • シャッター音なしの無音カメラとして静かな場所の撮影に最適
  • 交通系電子マネーが利用できるのおサイフケータイとして活用
  • 3.5mmイヤホン端子で有線で音楽が聞ける
  • 技適マークありで安心して日本で使える
ここが残念
  • わかっていたけどQUERTY入力でキーを押しにくい
  • 本体の厚みが16.5mmと膨らみがあり、塊感からかスペック以上に大きさを感じるときがある
  • 1画面に表示できる情報量が少ないのでメインスマホや長時間の閲覧はストレスになる
  • YouTubeアプリは480pまで。自動画質は240pがデフォルト。3.5インチで見る分には十分ではあるが
  • バッテリーの持ちは1日は持つが2日は厳しい。1年、2年後にバッテリーが劣化したときが不安
  • Google Chromeでヤフーニュースを見ている分では、もっさり感やスクロール時に引っかかりがやや目立つ。もっともこの端末で長時間ネットサーフィンするのは厳しいのだが
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