アップルから2021年4月30日に発売された「AirTag」3800円を買ってきましたので、ファーストインプレッションです。
小さくて軽いけれど傷つきやすい
AirTagのパッケージは非常に小さく、iPhone 12 Pro Maxの半分くらいの大きさです。
MX532ZP/A AirTag, 1 pack Model A2187
この辺が型番なんですかね。
右下の2021年製造という意味だろうけど、英語じゃないんだ。
パッケージを開くと輝くAirTagが姿を表します。
表面は保護シールに覆われています。
鏡面仕上げなので、簡単に擦り傷がつきます。
電池はCR2032のボタン電池で一年もつらしいです。
本体重量は実測12g。
カタログスペックでは、直径:31.9 mm、厚さ:8.00 mm、重量:11 gです。
まぁ、誤差の範囲でしょう。
小さいのでキーホルダーとかのアクセサリーをつけないと簡単に無くしそう。
かといって、財布に入れると膨らみが気になる。小銭を普段からたくさん財布にいれているようなら良いと思うけど、私は電子マネーを積極的に使うようになり、小銭は最小限に抑えて、財布の厚みや重さを軽減しようとしているので、財布に入れる選択肢はないかな。
防沫性能、耐水性能、防塵性能は、IEC規格60529にもとづくIP67等級。最大水深1メートルで最大30分間大丈夫だそう。
暴風雨の中でも安心ですね。
ちなみに私は、「Belkinストラップ付きセキュアホルダー ブラック」1580円をAppleStoreで注文済。新型iPad Pro 12.9インチと同じ5月21日頃発送予定となっています。
本体は撮影の関係でシルバー部分が白っぽく反射していますが、ピッカピカの鏡面仕上げ。
湾曲になっていて、車のサイドミラーにつけると、死角が見やすくなるミラーとしても使えそうなくらい広範囲の鏡として使えるような仕様となっています。
裏面は白い囲碁の石によう。
ホワイトボードとかに紙を貼り付けるマグネットと言われても誰も気づかないかも。
裏面はチープな感じ。
アプリ不要で簡単接続
iPhoneとの接続は簡単。
ヘッドホンのAirPods Proと同じ要領で接続できます。
私が使っているiPhone 12 Pro Maxともいとも簡単に接続。本体を近づけると、自動的に画面下からAirTagの接続を促すメッセージが現れるので、「接続」をタップするだけ。
次にAirTagを識別するために固有の名称を設定します。
これは自分で入力できるので、わかりやすい名称をつければ良いと思います。
1分かからずApple IDと紐付けされ、iPhoneから簡単に探すことができるようになりました。
AirTagを探す時は標準アプリの「探す」アイコンをタップします。
「持ち物を探す」で地図とともにタグの位置が表示されます。
見つけると「ここ」と表示されます。
たくさんの車が止まっている広い駐車場で試してみましたが、近づけば近づくほど方向を示す矢印がくるくる回ってどっちだってことになります。おおよその位置がわかるという意味では役立ちますが、過信は禁物です。数cm単位の精度は期待しないほうが良さそう。慣れかもしれませんけどね。
AirTagは紛失モードが重要だと思っていますが、買って間もないので当たり前ですが、使う機会がなくどんな感じが実感はまだつかめません。
懸念されている位置情報の共有についてはアップルは「AirTagの場所は、あなたしか見ることができません。位置情報や履歴がAirTagの中に保存されることもありません。AirTagの場所を中継するデバイスは匿名に保たれ、送られる位置情報は最初から最後まで暗号化されます。だから、あなたのAirTagがどこにあるか、AirTagを探すお手伝いをしたデバイスが誰のものか、Appleも知ることはできません。あなたのAirTagは、近くにある「探す」ネットワーク上のデバイスが検知できるように、安全なBluetooth信号を送信します。すると、信号を受け取ったデバイスは、AirTagの位置情報をiCloudに送信。あなたは「探す」アプリを開いてマップ上で確認できるというわけです。このプロセスは完全に匿名で行われ、情報は暗号化されるので、あなたのプライバシーは守られたまま。効率も良いので、バッテリー残量やデータ使用量を心配する必要はありません」となっているので、少なくてもハッカーレベルか高度な知識がなければ悪用されることはないかなと思っています。