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カノジョも彼女 第6巻 レビュー:一番奥手で可愛いメインヒロインの本気をみた

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ヒロユキ氏の漫画『カノジョも彼女』の第6巻についてネタバレありの感想記事です。

カノジョも彼女 あらすじ

自分の気持ちに正直な高校生の直也には、咲というカワイイ彼女がいる!
幸せの絶頂にいる直也。そのうえ、突如あらわれた美少女、渚から告白される。
渚の思いを受け止めた直也は、渚に対して好意を抱き、まさかの提案をするのだった…!!
自分に絶対嘘をつかない、ネオスタンダード・ラブコメ!

夏といったら花火大会!
直也といい雰囲気になって、初めてのキスを…。と意気込んでいた咲だが、渚と一緒に迷子になり直也と離れてしまう!!
迫り来る花火の時間。
立ち塞がるミリカ。
募る紫乃の想い。
そして咲と渚、それぞれが過ごす直也との2人きりの時間は…。
全員が恋に一直線!
胸キュン必至のネオスタンダードラブコメ第6巻!!

カノジョも彼女 レビュー

メインヒロイン咲と渚を二股する直也の家に、二股をやめさせるべく咲の親友である柴乃が乗り込んできた。
しかし、柴乃も直也の真っ直ぐな行動に惹かれて思わずキスしそうになるも、咲が来たことで未遂に終わる。

我に返った柴乃だが、その後も、直也にラッキースケベを連発してしまう。

裸を前から見られるどころか、下から大事な部分をばっちり見られる始末。
もちろん謎の光で読者はその部分を拝むことはできないのですが。

そのまま体勢を崩して裸で直也の上に騎乗位状態。
そしてお約束の咲の登場に加えて定番化してきた「入ってる」「入ってない」やりとり。
普通なら完全な修羅場も、ヒロインのアホさ加減で回避された。
6巻は柴乃がメインヒロインになっています。直也への気持ちをふっきって、親友である咲を応援する側に戻ろうとする葛藤が描かれています。葛藤といってもノリはだいぶ軽いのですけど。

柴乃から渚に諦めるように説得されるも、別れるつもりは一切ありませんと、気弱なキャラでありながらこと直也に対することであれば強気になる。
二股であっても好きの本気度は半端ではありません。

メインヒロインで第一夫人の咲だが、キスもまだで結果を残せていない。
周囲に踊らされている感もあるも、直也ともっと近づきたいという気持ちは揺るぎない。
柴乃にキスを急かされるも雰囲気を大事にしたいという乙女な一面をだすも、キスしたいという気持ちはスッと言い返した。

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ヒロインが浴衣姿で総出の夏祭り。
それぞれの直也をめぐる思惑がうずまいています。

人気動画配信者の理香も後半で猛アピールするも相手にされない。
でも好きになるわけにはいかないから動画を見なくなったと言われ、意識されていたことに嬉しさのあまり涙を流す。
これがより理香の直也愛を暴走に導いてしまうわけなんですが。

第二夫人的存在の渚は自分のポジションを理解している。
「私が好きになった直也くんは咲さんのことが好きな直也くんだから」と、彼女がいる人を好きになった。それでも傍にいれるだけでも嬉しい。
それゆえに、咲のことも本当に大事思っている優しさが今回も溢れ出している。
結婚、出産とか将来を考えるといつまでも三人一緒という関係は続かない。
難しい関係だと理解している。
この漫画がクライマックスに近づいたとき、果たして全員が笑顔でいられる絵面になっているのだろうか。
最終回はまだ先だと思うが、無くしたくない、守りたいこの笑顔。
完結してほしくない理由がこういうところでもあったりします。

咲のターンでもストレートに直也が好きと面と向かって、堂々と言い切る。

「直也がこれからもずっと私を好きでいてくれることは、完全に信じちゃってるんだよね」
この笑顔とこのセリフ。
ピュアすぎるにもほどがある。

魅力的な恋敵がたくさんでてきても、やっぱり咲がメインヒロインなんだなってこの一コマで思い知らされる。
今回もたくさんの魅力的なイラストと、アホだけど憎めない二股以上のハーレム主人公、そして取り囲むすべての女の子が良い子すぎるという、ネガティブ要素を排除した前向きになれるラブコメ漫画に大満足でした。

2021年7月2日(金)から始まるTVアニメも楽しみです。

商品概要

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/6/17
  • コミック ‏ : ‎ 160ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 406523588X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4065235881
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