2021年10月26日、待望の新型MacBook Pro 14インチが発売日当日に届きました。
新型の中でもカスタマイズ一切なしの最安モデルを購入しました。
5分使っただけのファーストインプレッションとM1 MacBook Proと並べてみました。
ただそれだけの何の検証もしていないので、詳しい内容はYouTubeで盛り盛りスペックのユーチューバーさんの動画をご覧ください。
帰宅が遅くて明日も朝早いので、後日もう少し使用感とか追記していきたいと思います。
基本スペック比較
項目 | MacBook Pro 2020 | MacBook Pro 14 2021 |
---|---|---|
価格 | 148,280円(税込) | 239,800円(税別) |
カラー | スペースグレイ | スペースグレイ |
ディスプレイ | Retinaディスプレイ IPSテクノロジー搭載13.3インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ 500ニトの輝度 | Liquid Retina XDRディスプレイ 14.2インチ(対角)ミニLEDバックライトディスプレイ9 最大1,000ニトの持続輝度(フルスクリーン)、1,600ニトのピーク輝度 ProMotionテクノロジーによる24〜120Hzのアダプティブリフレッシュレート |
解像度 | 2,560 x 1,600ピクセル | 3,024 x 1,964ピクセル |
本体サイズと重量 | 高さ 1.56cm 幅 30.41cm 奥行き 21.24cm 重量 1.4kg | 高さ 1.55cm 幅 31.26cm 奥行き 22.12cm 重量 1.6kg |
SoC | Apple M1チップ | Appke M1 Proチップ |
CPU | 高性能4 + 高効率4 | 高性能6 + 高効率2 |
GPU | 8コア | 14コア |
NPU | 16コアNeural Engine 67GB/sのメモリ帯域幅 | 16コアNeural Engine 200GB/sのメモリ帯域幅 |
RAM | 8GB | 16GB |
ストレージ | SSD 256GB | SSD 512GB |
生体認証 | Touch ID(指紋認証) | Touch ID(指紋認証) |
バッテリー | 最大20時間 58.2Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 61W USB-C電源アダプタ | 最大17時間は11時間となってる 70Whリチウムポリマーバッテリー内蔵 67W USB-C電源アダプタ |
カメラ | 720p FaceTime HDカメラ | 1080p FaceTime HDカメラ |
メディアエンジン | – | ハードウェアアクセラレーテッドH.264 HEVC ProRes ProRes RAW ビデオデコードエンジン ビデオエンコードエンジン ProResエンコード/デコードエンジン |
オーディオ | ハイダイナミックレンジステレオスピーカー ワイドなステレオサウンド ドルビーアトモス再生に対応 | フォースキャンセリングウーファーを備えた、原音に忠実な6スピーカーサウンドシステム ワイドなステレオサウンド 内蔵スピーカーでのドルビーアトモスの音楽またはビデオ再生時は空間オーディオに対応 AirPods(第3世代)、AirPods Pro、AirPods Max使用時の空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング |
端子 | Thunderbolt / USB 4ポート x 2 3.5mmヘッドフォンジャック | Thunderbolt 4(USB-C)ポート x 3 HDMIポート SDXCカードスロット 3.5mmヘッドフォンジャック |
キーボード | バックライトMagic Keyboard 4つの矢印キー Touch Bar Touch ID 環境光センサー | バックライトMagic Keyboard 12個のファンクションキー 4つの矢印キー Touch ID 環境光センサー |
ワイヤレス | 802.11ax Wi-Fi 6 Bluetooth 5.0 | 802.11ax Wi-Fi 6 Bluetooth 5.0 |
ファーストインプレッション
ダンボールは危険物が入っているかのようなバッテリーロゴが期待の心に火をつけてくれます。
電源ACアダプターは67Wタイプ。
PD充電器を通してUSB Type-Cで充電できるのはありがたい。
2021年と2020年モデルを比べると、M1の方が本体の厚さは薄いし、角ばっていないのでとても持ちやすいです。
たかが200gの本体重量の差ですが、思った以上の重さを感じます。
Officeやネット、動画視聴程度であれば、持ち運びが断然素敵なM1 MacBook Proをおすすめします。
本体底面に大きくMacBook Proと書かれています。
見る機会は少ないですが。
HDMIは待望の復活。
やはり仕事でのプレゼンや普段の仕事でも直挿しできるのはありがたいし、配線のゴチャゴチャがなくなってスッキリとします。
3.5mmヘッドホン端子があるのは地味に嬉しい。
M1でもあるんですけど、残しておいてくれたのはとても良い。
左が2021年モデル、右が2020年モデル。
外形は1インチの差をあまり感じられません。
しかしディスプレイの画質、特に漆黒部分はさすがとしか言えません、
音質は6スピーカーは伊達じゃない。
低音がiPad Pro 12.9よりも出ていて重厚感ある音が楽しめます。
新型MacBook Proは高性能チップを積んでいるのでファンの音が気になっていましたが、ブラウザーでYouTubeの動画を観ている程度であればファンは回転していないようで無音状態。
負荷のかかる作業のみ性能を高めるためにファンが回るのはありがたい。
120hzのヌルサク画面はiPad Pro 12.9を使っていて当たり前感はありますが、ノートパソコンでこの感じは新鮮。
明るくした場合でもコントラストの表現力が抜群に高いです。
下の8K HDR動画を見比べたらもう普通の液晶ディスプレイに戻れなくなります。
本当に鮮やかさが半端ないレベルです。
キーボードの打鍵感はM1に慣れていたせいか、メカニカル感というか、打刻感を感じます。
機械チックな感触です。
ファンクションキーが復活していますが、個人的にはタッチバーの方が視覚的に操作しやすいので好みです。というよりファンクションキーのところがアニメする感じが大好きです。
新型のデザインで気になった部分のひとつが、Touch ID部分。
新型では指紋認証センサー部分が丸くえぐられた感じになります。
M1モデルの指紋認証部分は平坦。
キーボードのキー回りまで黒く塗られていますが、筐体のアルミの色そのままの方が質感が高く感じます。
デザインはやっぱりM1の方が素敵です。
ノッチが消せる!?
新型MacBook Proの最大の汚点とも言われるディスプレイ上部に今回から設けられたノッチ。
iPhoneでさんざんM字ハゲだとか馬鹿にされていたものをまさかのMacBookに適用。
ノッチの恩恵として表示領域は実際のところ広がっているので、ノッチの横の部分はないものとしてみれば素晴らしいのだけれど、やっぱりこうしてみると気になります。
下の画面を見てください。
ノッチがベゼルの中にあるようです。
しかし実際はノッチあります。
下の画面を見てもらえばわかります。
上の画面もノッチの横はディスプレイです。
ミニLEDディスプレイによって、黒の引き締め効果がでていて、よく見てもノッチの横に液晶画面部分があるとは思えないほどベゼルと一体化しています。
やっぱりTouchBarがカッコいい
M1 Proの新型MacBook Pro 14インチを見てきましたが、速いし映像も音声も全てにおいて完成度の高いノートパソコンだと思いました。
それでもやっぱりM1 MacBook Pro 13インチのタッチバーが捨てがたい。
使いづらい、カッコ悪いとか散々な言われようのTouchBarですが、誰がなんと言おうとカッコいいのです。
多分それほど使い込んでいないので、物理ファンクションキーの使いやすさを理解していないだけだと思いますが、M1 MacBookを購入する際、ほぼ同スペックなのに3万円ほど高いProを購入したのはこのTouchBarにあこがれてのこと。
どっちか1台と言われれば2020年モデルのMacBook Proを選ぶと思います。
それぐらいこの近未来的に感じた衝撃が忘れられないのです。
新型MacBook Proを買ったほうが良いおすすめな人
- 動画編集やAdobe製品を酷使する人
- お金に余裕がある新しいもの好きな人
- Apple大好きな人
- ノートPC単体で音楽や動画を楽しむ人
- ファンクションキーは物理キーでないとダメな人
新型MacBook Proを買わなくていい人
- 動画編集でもFullHDでトリミング程度しか使わない人
- ネットや動画視聴、オフィス作業程度の軽いアプリしか使わない人
- 映像は外部ディスプレイメインの人(ミニLEDディスプレイが宝の持ち腐れ)
- 音はヘッドホンで楽しむ人(スピーカーの音質は関係ない)
- 満員電車の通勤・通学で毎日持ち歩く人(M1 Macの方が軽く感じる)
- 使えれば良い程度であればM1 MacBookがコスパ抜群。性能もデザインも最高です
- ゲームが好きな人(Mac自体対応していないゲームが多いのでWindowsをおすすめ)