2021年10月30日、今年1月に買った新車のスズキ『ソリオ』のリコールに行ってきました。
発端は10月頭に届いた重要なお知らせの封書。
スズキ自販西埼玉 サービス部から届いた重要書類(無償修理のご案内)でした。
内容はというと、アイドリングストップからエンジン再始動ができなくなる恐れがあるというもの。
対策として、エンジンコントローラーの制御プログラムを対策プログラムに書き換えるという。
改善対策届出一覧表によれば報告件数は315件にのぼるそうです。
実際に赤信号で止まって、青になって動かないとか、シャレにならないほど焦りますよ。
前に乗っていた日産キューブが、坂道を下っていたら電気系統がすべて落ちる(エンスト状態?)になって、坂道下の信号がたまたま赤信号で止まったタイミングで、パーキングにシフトを戻して、ブレーキ踏みつつエンジンボタンを数回押して再始動して事なきをえた時の、生きた心地のしなかったトラウマを思い出しました。
ディーラーでの作業は10分程度
事前に購入したディーラーにネットの問い合わせから予約してから、持ち込み対策をしてもらいました。
1時間くらいと書かれていましたが、実際は10分程度。
思った以上に早く、出していただいたコーヒーをほとんど飲めずじまいでした。
ディーラーからの說明は書類に書かれていた内容と同じ。
半年乗っていて一度もそのようなことはなかったので気にはならなかったのですが、担当者に聞けばソリオの現行モデルでは特に事例がないとのことで、前モデルを対象にしている感じなのかな?
でもシステムのロジックは旧型から進化していない?同じものなのかな?と思うとちょっと残念な気がします。
対象車種
対象車種は、新型ソリオ、ソリオバンディットを含む、ソリオ、スイフト、イグニス、クロスビーの4車種。
そのうちソリオは下記が対象です。
- ソリオ DAA-MA36S MA36S-100062~MA36S-280679 平成27年7月29日~令和2年10月24日
- ソリオ DAA-MA36S MA36S-600035~MA36S-794637 平成27年7月29日~令和2年10月26日
- ソリオ 5AA-MA37S MA37S-100043~MA37S-118814 令和2年11月5日~令和3年8月5日
- ソリオ 5AA-MA37S MA37S-600056~MA37S-615800 令和2年11月5日~令和3年8月5日
症状
エンジンコントローラにおいて、制御プログラムが不適切なため、アイドリングストップ後のISG(モーター機能付発電機)による再始動ができなかった場合、スタータモータでのエンジン再始動に切替える保護機能が働かず、自動でエンジンを再始動できないおそれがあります。
改善の内容:全車両、エンジンコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書き換えます。
識別:IDプレートに金色のシールが貼り付けられます。