今なにかと巷を賑わせているAIによる自動イラスト作成サービス「NovelAI」を試してみたく、新規会員登録して試してみました。
新規会員登録手順
まずは「NovelAI」のサイトにアクセスします。
アカウントの作成
新規会員登録するために画面右上にあるメニューの右端の「Login」をクリック。
次にAccount Statusにある「Sign Up」をクリックします。
アカウントを新規登録するために、登録するメールドレスを「Email」と「Repeat Email」に入力。
ログインするためのパスワードを「Password」と「Repeat Password」に入力。
それぞれ同じ内容を2回入力して、誤りがないよう予防処置が取られています。
入力したら「Start Writing!」ボタンをクリックします。
入力したメールアドレス宛に「NovelAI – Account Confirmation」という件名のメールが届きます。
「Please click on the following link to confirm your email:」の下のURLをクリックします。
「Email Confirmed. You can now login.」と表示され、メールアドレスが確認されたので、無事アカウントの作成が完了しました。
次に作成したアカウントでログインをします。
ログインする
ログイン画面で登録したメールアドレスとパスワードを入力して「Sign In」ボタンをクリックします。
無料のままでは画像生成ができない為、サブスクリプションの有料会員にアップグレードします。
トップページに戻ります。
画面左上にある右三角印のボタンをクリックします。
メニュー画面が現れますがここに「Free Trial」と表示されている部分をクリックします。
画面中央に「You are not subscribed!」というポップアップが表示されます。
「Take me there」というボタンをクリックします。
プランメニューが表示されます。
NovelAIは無料会員の「Free Trial」から月額$10「Tablet」、月額$15「Scroll」、月額$25「Opus」と4種類のプランメニューがあります。
一番のおすすめは「Scroll」だそうです。
NovelAIでは「Tokens(トークン)」というポイントが通貨のような役割を担っていて、単位は「Anlas」というもので表記されている分だけイラストを作成できます。
イラスト1枚あたりの使用トークンは標準的なもので5Anlas程消費します。
プランによってそのトークンの月に付与される量が異なります。
- Tablet:月額10米ドルで1,000Anlas、最大使用メモリ1024MB
- Scroll:月額15米ドルで1,000Anlas、最大使用メモリ2048MB
- Opus:月額25米ドルで10,000Anlas、最大使用メモリ2048MB、640×640ピクセル以下のサイズであれば無制限に画像生成が可能
こちらは日本語に機械翻訳したものです。
私はお試し色が強いため、一番安価な「Tablet」を選択。
するとポップアップでプランの確認が出てきますので、間違いなければ登録しているメールアドレスを入力して次に進むボタンをクリックします。
「お住まいはどちらですか?」と尋ねられるので、正直に「日本」として次へ進むボタンをクリックします。
支払い方法の選択ができます。
クレジットカードかPayPalのいずれかを選択できます。
中国のサイトにクレジットカード情報を登録するのは抵抗があるので、PayPalを使いました。
PayPalの情報を入力して決済を行います。
「You are subscribed to the Tablet tier!」と表示され、無事決済が完了しました。
2022年10月15日に登録して、次は2022年11月15日AM9:00に更新されるようです。
メニューボタンが多く表示されますが、「OK」をクリックして完了です。
PayPalの換算レート: 1 JPY = 0.00644901 USD
換算後: $10.00
USD換算前: ¥1,551 JPY
10米ドルですが、円安の影響で1551円の出費となりました。
34年ぶりの円安とか、本当になんのメリットもないんだけど。
画像を生成してみる
何はともあれ、まずは一度試しに画像を生成してみることにします。
トップページの「Image Generation」ボタンをクリックします。
Please read and agree with the following(以下をお読みいただき、ご同意ください。)と表示されます。
同意しないと進めませんので「Accept」ボタンをクリックします。
注意書きみたいなものですので「OK」をクリックします。
ようやくお出迎えのメイン画面。
画像を生成する方法は3種類あり、画面左上のメニューから選べます。
- 文章から生成(Stories):「Enter your prompt here」の欄に生成したい画像のキーワードを英文で入力して、その特徴(呪文と呼ばれている)をもとにAIが自動でイラストを生成します。
- 元画像をアップロードして生成(Print New Image):生成したい構図の画像を「Enter your prompt here」の欄にドラッグアンドドロップしてアップロードして、それをベースにイラストが生成されます。使用できる画像形式はPNG形式とJPG形式が使用可能。背景透過処理されたものは白色として透明部分が変換されます。
- ペイントした画像から生成(Upload Image):お絵かきボードが表示されますので、そこにイラストを描いて最後に「Save」ボタンをクリックして、「Enter your prompt here」の欄にドラッグアンドドロップしてアップロード後、イラストが生成されます。
- Settings:セッティングは現在3種類が選べます。「NAI Diffusion Anime(Curated)」基本、「NAI Diffusion Anime(Full)」よりこだわりたい場合、「NAI Diffusion Furry(Beta)獣人や擬人化をするという場合に使用しますが現在はベータ版となっています
- Image Resolution:生成したい画像の解像度(幅x高さ)を設定
- Number of Images:1回の作業で生成されるイラストの枚数。増やす分だけ時間も当然かかります
- Undesired Content:検索候補から除きたいタグを指定。「Low Quality+Bad Anatomy」が基本とすれば間違いないでしょう。それ以外のメニューは「Low Quality」低解像度、「Bad Anatomy」身体のバランス違い、「None」指定しない、があります
- Add Quality Tags:品質向上のタグの読み込み。チェックしておけばOK
- Steps:呪文をベースに画像を学習させる回数の指定。回数を増やすほどにAnlasの消費量が高くなりますが、その分クオリティが高くなります。2桁には最低でもしたいところ
- Scale:呪文に画像を近づけさせるレベル。通常は2桁がおすすめ
- Seed:画像生成をランダムにさせるためのもの
- Advanced Sampling:そのままでOK。どのように影響するのか不明
NovelAIで自動生成したイラスト
NovelAIでとりあえず適当に設定せいて自動生成してみました。
ポニーテール、茶髪、セーラー服で記念すべき1作目。
思った以上に可愛らしいJKイラストができてきました。
解像度を正方形にしてアイコンに使える画像を期待して作成したら、なぜか2人描かれている謎。
私のお気に入りの画像はこちら。
表情、髪型が可愛らしいイラストに仕上がっています。
この目線と口元が萌えポイントだと思っています。
褒めてばかりいますが、自動生成されているので、コンピュータが分けの分からない解釈をする場合も多いのも事実。
例えば下のイラストのように首にかかっている衣装、セーターやシャツではなく、ミニスカートを上半身に着ていて、方から腕ではなく太ももが生えているとか、ある意味芸術的な笑いを提供してくれることもあります。
このあたりはご愛嬌ですね。
こういう人が描いていたならありえない構図ができるのも楽しみましょう。
NovelAiを使ってみての感想
一言でいって楽しいです。
一方でイメージするものに近づけるのは難しく、奇跡の一枚をガチャしつづけて当てる感じです。
知名度が上がり、話題性があるせいか私のような試してみようというユーザーが増えたせいでしょうか、エラーが頻発します。
1~3分くらい作成に時間はかかるのは良いのですが、エラー頻発は勘弁してほしいところですね。
それでも1,500円でここまで楽しめれば御の字でしょう。
継続するかどうかは微妙ですが、とりあえず1ヶ月間は楽しんでみます。
2日間で使い切ったので5,000Anlasを追加購入
【追記】
1,000Anlasを2日間で使い切ったので5,000Anlasを$6.49(1,006円)で追加購入してしまいました。