アマゾンのセールで『シリコンパワー SSD 1TB 3D NAND採用 SATA3 6Gb/s 2.5インチ 7mm PS4動作確認済 3年保証 A55シリーズ SP001TBSS3A55S25』を購入しましたのでレビューしていきます。
SP A55 をセールで40%OFF
買う予定がなかった1TB SSDですが、なぜ買ったのかというと、単純に40%オフという、最安値を更新していたからにほかなりません。
7,038円は直近の価格推移を見る限りでは最安値。アマゾンが基準とする定価は11,919円なので、そこから40%値引きされている形で、1TB 2.5インチ SSDとしては破格値。
SUNEAST製のSSDは常にこれよりも安いですが、酷評も散見されるので、正直言って買うのは怖いです。
よってSUNEASTを除いた、定評のあるメーカーものではシリコンパワー社製の本SSDがベストバイだと思いました。
A55 開封
A55はこのように紙の台紙とプラスチック容器に入った状態という、とても衝撃に弱い精密機器を入れているものとは思えないくらい簡素なパッケージです。
これに加えて、輸送に使われたAmazonの梱包材は環境に考慮された緩衝材がない紙封筒。
正直不安が残る梱包の仕方ですが、時代がエコを求めているので仕方ないですけど。
パッケージ背面。
台湾製で三年保証がついていますが、この手の製品の保証って壊れても初期不良以外で使ったことはありません。
けっこう面倒くさく、手間と製品代金を天秤にかけて、結局修理ではなく買い直しを選んでしまうのですよね。
取り出した製品はプラスチック容器で中身がないんじゃないかというくらい軽いです。
2.5インチSSDなので大きさも小さいです。
最近のノートパソコンには内蔵されることは少なくなりましたが、少し前のノートパソコンやHDDからの置換用途としても十分ではないでしょうか。
本体重量45gですから、そりゃ軽い。
製品背面。
特段語ることはありません(笑)
端子はSATAです。SATA III 6Gb/s
2.5インチ外付けSSDとして使用
A55は外付けのストレージドライブとしての利用目的で購入しました。
外付け2.5インチSATAケースに入れてUSB3.0規格のケース、ケーブルでノートパソコンに接続します。
接続してもそのままでは利用できないので、Windows10での利用手順を追ってご説明します。
まずはパソコンにUSB接続して、
「Windowsキー」でスタートメニューを開き→「Windows管理ツール」→「コンピューターの管理」をクリック。
コンピューターの管理ウインドウで、左側のツリーから「記憶域」→「ディスクの管理」をクリックします。
フォーマットされていないディスクは「不明」となっています。
ディスクの初期化をするために、未割り当ての部分で右クリックしてメニューから「ディスクの初期化」をクリックします。
対象ディスクが選ばれている状態で「MBR(マスターブートレコード)」を選択します。
MBRなら古いWindows OSでも利用可能と汎用性が高いので、2TB以内の容量ならこちらを選択。
GPT(GUIDパーテイションテーブル)は2TB以上のディスクを認識させることができますので大容量ディスクならこちら一択。
ただしGPTWindows Vista以降の64ビット版、またはWindows8以降の32ビット版・64ビット版以降のパソコンでしか使えないので注意が必要です。
「新しいシンプルボリュームウィザードの開始」に沿って進めていきます。
ボリュームサイズは基本最大値を入力しますが、たいてい初期設定で入っていますのでそのまま進めます。
ドライブ文字またはパスの割り当ては基本初期値の「次のドライブ文字を割り当てる」のまま進めます。
パーテイションのフォーマットは基本既定値。
ファイルシステム:NTFS
アロケーションユニットサイズ:既定値
ボリュームラベル:わかりやすい任意のドライブ名(私は購入年月と容量を管理の面から入れています)
クイックフォーマットにチェック。フルフォーマットでも良いですが、新品で使っている分ならクイックフォーマットがおすすめ。通常のフォーマットだと何時間かかるかわかりませんので。
フォーマットが完了されました。
きちんとドライブが認識されていることが確認できます。
フォーマット直後の容量。
使用領域:132MB
空き領域:953GB
1TBのディスクだから1000GBないし1024GBフルに使えるわけではないのはわかりきっていることなのでノープロブレム。
A55 ベンチマークテスト
実際のA55のベンチマークテストを「CrystalDiskMark 8.0.4 x64」を使って計測してみました。
リード速度:457.51MB/s(カタログスペック最大:560MB/s)
ライト速度:445.93MB/s(カタログスペック最大:530MB/s)
SATAでカタログ数値からもこれくらいなら御の字。
ちなみにこの前買ったWD Blue SN570 NVMe SSDはこちら。
NVMe SSDの時代だなぁと感じる圧倒的速度差を体感できます。
Windowsインストールの起動ディスクは断然NVMe SSDがおすすめです。
A55 仕様
今回買ったA55こと『シリコンパワー SSD 1TB 3D NAND採用 SATA3 6Gb/s 2.5インチ 7mm PS4動作確認済 3年保証 A55シリーズ SP001TBSS3A55S25』の仕様についてです。
ブランド | SP Silicon Power |
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メーカー | シリコンパワー |
シリーズ | A55 |
製品サイズ | 0.1 x 0.7 x 0.07 cm; 50 g |
電池 | 1 リチウムイオン 電池 |
商品モデル番号 | SP001TBSS3A55S25 |
Is Discontinued By Manufacturer | いいえ |
SSDサイズ規格 | 2.5インチ |
商品の寸法 幅 × 高さ | 1 x 7 x 1 mm |
ストレージ容量 | 1000 GB |
ハードディスク種類 | ソリッドステートハードドライブ |
SSDインターフェース | SATA III 6Gb/s , Serial ATA-600 |
ワット数 | 3600 |
リード速度(最大) | 560MB/s |
ライト速度(最大) | 530MB/s |
動作電圧 | 5V |
平均故障間隔(予測値) | 1,500,000 時間 |
耐震試験 | 20G |
耐衝撃試験 | 1500G Max |
商品重量 | 50 g |
A55 特長
- パフォーマンスを最大限まで引き出す、最新鋭のSSDテクノロジー
- TRIM・・処理速度の向上とSSDの長寿命化
- ECC・・データエラーの検出と自動訂正によりデータ伝送の信頼性を保証
- RAID・・複数のSSD構成でファイル消失を防ぐRAIDに対応
- SMART・・SSDの状態を監視しデータ転送の安全性を約束
- BBM・・不良ブロック管理機構。不良ブロックを検出してマークしアクセスエラーを排除
A55 レビューまとめ
外部ストレージドライブとしては7000円程度の価格でSATA SSD 1TBが買えるですから、満足度は100点満点でしょう。
SSDの価格下落傾向がみられているので、もしかしたらこれよりも安くなる可能性があるかもしれませんが、現時点なら間違いなくベストバイです。