君は放課後インソムニア最終話レビュー：卒業の末、曲に10年後のもっと先に未来はあるのか！？

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オジロマコト氏の漫画『君は放課後インソムニア』の最終話についてネタバレありの感想記事です。
テレビアニメや実写化もされた『君は放課後インソムニア』ですが、このたび週刊ビッグコミックスピリッツ 2023年38号（2023年8月21日発売）にて、ついに最終回を迎えました。

週刊ビッグコミックスピリッツ 2023年38号【デジタル版限定グラビア増量「青山なぎさ」】（2023年8月21日発売） [雑誌]

著:週刊ビッグコミックスピリッツ編集部, 著:高橋のぼる, 著:小林有吾, 著:宮下暁, 著:石ノ森章太郎, 著:三条陸, 著:佐藤まさき, 著:鳥トマト, 著:イシイ渡, 著:こだまはつみ, 著:矢田恵梨子, 著:朝比奈ショウ, 著:真鍋昌平, 著:山田はまち, 著:うすくらふみ, 著:オジロマコト, 著:清家孝春, 著:野田宏, 著:ふくしま正保, 著:ゆうきまさみ, 著:高尾じんぐ, 著:丹羽庭, 著:浄土るる, 著:ホイチョイ・プロ

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君は放課後インソムニアあらすじ

青春漫画の旗手が贈る思春期の眠れない夜。

『富士山さんは思春期』『猫のお寺の知恩さん』で
一瞬のきらめきのような思春期を描ききったオジロマコト最新作は、
能登を舞台に描かれる“眠れない”高校生の思春期の夜。

不眠で悩む男子高校生・ガンタは同じ悩みを抱えるイサキと出合い、
放課後に学校の今は物置になっている天文台で、
つかのまの眠りと、秘密を共有するという不思議な関係が始まる……

読めば明るく笑えて、そして彼らと一緒に心地よい眠りに誘われます。
そしてまっすぐに、男の子と女の子の、友達から恋愛への初々しさを描きます。

君は放課後インソムニアレビュー

『君は放課後インソムニア』の最終回。
高校生活最後、卒業式に仲間たちと離れ離れになるとき。
12年後の皆既日食の時に再会を誓い、それぞれの道を歩み始める。

曲と中見は最後の夜のおたのしみ会を始める。
そこで見せる笑顔とは裏腹に、10年後の未来が保証されていない曲。
未来があることを心のなかで願う。

そして12年後・・・

そこには大人びた二人の姿があった。

曲が生きていることは嬉しい限り。
その一方で恋愛漫画として気になる二人が結婚に至ったかというところではないでしょうか？
かくいう私が一番それを望んでいたのですが。
個人的な結論からすると、「わかりません」という消化不良でした。

想像にお任せしますということなのでしょうか？
左の薬指に光るものは見当たりません。
それらしき言動もありません。
関係が良好なのは間違いないのですが、付き合い続けているのかというのも不明。
少し残念な終わり方かな？
青春ラブコメとして盛り上がりを見せた本作だけに、恋の終着点が曖昧な読者の想像にお任せしますエンドはいただけなかった。
これならアニメの最終回と同等で良かったのではないかとも思いますが。
終わり方としてはこれも一つの形なのでしょう。
あなたの評価はいかがでしたか？

コミック最終巻の第14巻は2023年10月14日発売です。