鴨志田一先生の人気ラノベ「青春ブタ野郎」シリーズの高校生編の最終回となる『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』が2023年12月1日に公開。
公開翌日の12月2日に映画館に行ってきました。
あらすじ
三月に入り、三学期も残り１ヶ月。恋人の桜島麻衣の卒業式を迎えた梓川咲太。
七里ヶ浜の海岸で麻衣を待っていると、彼の目の前に子役時代の麻衣にそっくりな小学生が現れる―。
「おじさん、だぁれ？」
これは夢か幻か、不可思議な体験を思い返していた咲太のところに父親から電話がかかってくる。
「母さんのことなんだが、花楓に会いたいと言っててな」
それは、花楓に起きた出来事を受け止めきれず、長いこと入院していた母親から届いた「会いたい」という願い。
母の願いに応え、花楓と共に母親と会うことを決めるも久しぶりの対面の機会に緊張を隠し切れない。
そんな咲太の体には見慣れない傷跡が現れる。これは新たな思春期症候群の前触れか―。
劇場パンフレット 豪華版 買えた
映画館に到着して真っ先に向かった売店で購入したのは「劇場パンフレット（豪華版）」2,800円です。
このパッケージだけでも買った甲斐があったというものです。
麻衣さんの優しい表情と美しい背景に優しい光。このポスター欲しいな～
前作『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』の時も公開して1週間もたず売り切れたという商品。
おそらくおでかけシスター同様にBlu-ray化した際には限定版に同梱されると思いますが、半年くらい先になると思いますので、どうしても欲しかったので買えてよかったです。
売店で「青春ブタ野郎のパンフください」とは恥ずかしくて言えないので、チケットを見せて「この作品の豪華パンフレットください」と言って買いました。ブタ野郎というワードを女性店員に向かって言う勇気は私には持ち合わせていません。（笑）
聖地巡りのガイドマップもあるので、リアルで楽しむ際の観光ガイドとしても役立ちそうです。
パンフレット仕様
①描き下ろし三方背ケース
②パンフレット
③Special Drama CD 「青春ブタ野郎はスイートタイムの夢を見ない」
入場特典は小説と麻衣さんからのメッセージカード
アニメーション映画といえば合って当たり前のようになった入場特典。
第1週目は原作者の鴨志田 一先生書き下ろし小説 「青春ブタ野郎はスプリングデイズの夢を見る」。表紙はラノベのイラストレーターである溝口ケージ先生描き下ろしイラスト。梓川咲太のバイト先で妹の花楓が働くというもの。友達に支えられることの素晴らしさと人の温もりを感じさせてくれる内容。こんな人間関係がつくれていたら、どんなに青春時代が充実していたのだろうと、羨ましい限りです。
そして12月2日(土)～12月3日(日)の2日間限定で「桜島麻衣直筆バースデーメッセージカード」が配布されました。
麻衣さんの美しいビジュアルも楽しめる至高の逸品です。ファンの方はお急ぎください。
映画を見終わって
ネタバレ若干含みますのでご注意ください。
ざっくりとした感想をというと、麻衣さんみたいな相手を思いやりお互いに支え合える恋人をもって羨ましい。
話しとしては、梓川咲太が思春期症候群になりTVアニメ第1話にあった麻衣さんが誰からも認識されないという現象を今度は咲太が当事者になってしまうというもの。
今回は母親との関係がその原因を作っています。
前回の花楓の流れを汲んだ話となりますが、家族の関係が肝となっています。
麻衣さんと将来家族になるかもしれないというアイテムも解決のキーとなっています。新しい未来の家族の絆というところにもつながるのかな？なんて勝手な憶測をしてみたりしてます。もう作品中では完全な夫婦になっている感じですけど。
家族、友情、愛情、青春ラブコメ構成するのに盛り上げる要素てんこ盛りの内容。
観終わったらきっと心が温まり、家族や近くに寄り添ってくれる人たちを大切にしたくなる、そんな優しい気持ちになれる作品でした。
でも、上映時間75分は映画としてはちょっと短い。90分は欲しいな。
ちなみに涙腺が弱い人は鑑賞時ハンカチ必須です！
大学生編映画公開
エンドロールの途中で離席は絶対しないでください。
エンドロールの後にも物語は続きます。
そして、最後に嬉しい大学生編のアニメ化の発表もあり、まだまだ青ブタは楽しませてくれそうです。
大学生編はそれなりの尺になるかと思うので、できればTVアニメと思う一方、半年に1回づつのスパンで映画化でも大画面と良い音響で青ブタを楽しめるのでありかなという気もしていますが、どうなるのやら、続報に期待。
個人的には麻衣さんと咲太の結婚というハッピーエンドがみたいな・・・
その前に、ある方の3年後の悩殺水着写真が気になります。
なにはともあれ2024年以降も楽しみです。
