赤坂アカ氏の漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の188話についてネタバレありの感想記事です。
- 作品名:かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~
- 作者:赤坂アカ
- 紹介話数:第190話「藤原千花は祝われたい」
- 掲載誌:週刊ヤングジャンプ 2020年41号
- 公開日:2020年9月10日
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~の2020年9月10日に週刊ヤングジャンプ No.41に掲載された第190話の最新話ネタバレ感想レビューをお届けします。
かぐや様は告らせたい190話ネタバレ感想
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~第190話の主役は生徒会・書紀の藤原千花。
今日は3月3日のひな祭り。
そして、藤原書記と石上会計の誕生日でもあります。
生徒会室では生徒会メンバーが二人のお誕生日会を開催中。
バースデーケーキを囲んで、ハッピーバースデーの歌でお祝い。
なんて素敵な日なんでしょう・・・・
否!
藤原書記「やっぱりこうなった!」絶叫するなり頭を抱え込む。
なぜそうなったかの答えは簡単。
二人同時の誕生日。
つまり何もかもがまとめられてしまうことに不満爆発。
ケーキは二人のイラストが描かれ「Happy Birthday 水上&藤原」とメッセージ。
仲良く並んだその様はまるでウェディングケーキ。
誕生日パーティーの同日開催に対して最後まで抗議していたが結局同日開催。
不満爆発の藤原書記の言い分がこれまた幼稚。
「どうせ誕生日プレゼントの予算も情熱も半分こなんでしょう!」
四宮かぐやがなだめるも怒り収まらず。
プレゼントに対して半分の50%ではなく100%の情熱と熱意が入っているか審査するという始末。
ここまでくると駄々っ子を通り越して痛い子です。
誕生日プレゼントの審査会が始まるわけですが、これまた先頭打者の選出が悪かった。
白金会長はマグカップをプレゼントとして渡す。
藤原には赤いマグカップを、石上には青いマグカップを渡す最悪の出だし。
不公平なくと白金は思ってのことだが、これが藤原の考えていた最悪のプレゼントパターン。
2つのマグカップを並べることで、同居したてのカップルが浮かれて買ったお揃いの品になってしまっている。
双方に気を使うことが、逆に双方から不評を買うことになるのだと指摘。
石上は冷静に人からの贈り物にとやかく言うなんて親の教育が疑われると言い放ち、いたって冷静に物事をとらえています。
怒り収まらずの藤原ですが、続いてミコちゃん。
プレゼントの品は1万円のティッシュ。
妥協点ということでしたが、その選定理由が「高価なものならとりあえずハズレがない」ということ。
面倒くさくならないようなその配慮は素晴らしいですが、口にだしては身も蓋もない気がするのは私だけでしょうか。
石上はミコに対してホストに貢ぐ女の発想だと、世間知らずのミコへ忠告。
一方で石上へはコンバースの限定色シューズ。
こちらは気持ちが入っていますね。もちろん大喜び。一方の人は「そっちの方が良かった」とテンションダダ下がり。
ここまでは余興。
かぐやからが本番。
石上にはゲーム大好きでまだ持っていない物を調査してゲーム機をプレゼント。
試験に頑張ったご褒美を兼ねたプレゼントに大喜び。
それを見て藤原は期待度MAXでソワソワして落ち着かない。
そんな彼女へのプレゼントはクルーズレストランの招待券。かぐやが二人で何かをする時間があまりなかったこともあり、ゆっくりとお話しましょうという配慮。
私を大事にしてくれているという気持ちのこもったプレゼントに涙を流し大歓喜。
続いての石上からのプレゼントにも喜び、最終的に超満足した藤原書記でした。
最後に藤原から石上へのプレゼントが豚の貯金箱という、一番人のことを言えないプレゼントでオチをつけました。
白金と二人での帰り道。
少し大人になったと実感する16歳になった石上。
立派になったと激励する白金。
石上優は子安つばめとの決着をつける。
一週間後に控えた3年生の卒業式。
石上はつばめから告白の返事をもらえる重要イベントでもある。
9月の生徒会解散と共に学園を去る白金から「後悔を残さず戦って来い」と背中を押してもらい最終決戦へ。
つばめはかぐやと何やらしでかす準備のご相談。
裏で計画される壮大な何か。
石上への返事は普通に今までのやりとりと雰囲気だけをみればOKだと見る。
ただ、その一方で計画されている何かと、心の引っ掛かりの部分がどう二人の関係に影響してくるか。
ハッピーエンドにスムーズに行ってくれなさそうな気もするので、先が大いに気になります。