金田陽介氏による学園ラブコメ『寄宿学校のジュリエット』(きしゅくがっこうのジュリエット)11巻の特装版を買いましたので少しネタバレ感想レビューです。
イラストに価値あり
11巻は通常版475円の他、特装版994円があります。
およそ2倍の価格差で何が違うかというと、イラスト集「Illust Collection」が別冊で付属しているのです。
イラスト集は29ページ分フルカラーで収録されています。
ペルシアの水着や蓮季のバニーガール姿など、素晴らしいイラストが盛りだくさん。
別冊少年マガジン、週刊少年マガジン、単行本で使用されたカラーイラストが完全収録され、全てのイラストに金田先生の解説コメントがついています。
友情のためならギャルにもなるペルシアにいやされるも、犬塚に一大事が発生
寄宿学校『ダリア学園』。敵対する2つの国の生徒が通うこの名門校に、許されぬ恋をする東和国寮の1年生リーダー犬塚露壬雄と、その宿敵であるウエスト公国寮の1年生リーダージュリエット・ペルシア。
争いをなくして無事に恋を成就させることができるかという物語。
そこに新代表になって白猫をつぶすとする玲音が現れる。
一見、黒髪ロングの正統派美少女ですが、ブチ切れると相当に怖い。
その半面、いじめられている小等部の男の子がいじめられているのを見て、その子のプライドを傷つけることなく現場を救う、心優しい女の子だった。
そして新一年生の指導係となったペルシアと犬塚の二人は紆余曲折のうえ、新一年生のリーダーと打ち解けていく。
ペルシアは白猫1年生リーダーのアメリア・カールの住む世界を体験する為、ギャル化して打ち解けようと試みる。
これはなかなかのレアバージョンです。
しかし、これだけでは終わりませんでした。
記憶喪失になった犬塚は蓮季を恋人と思い込んでしまう。
犬塚は無事記憶を戻し、ペルシアと一緒になれるか、12巻も待ち遠しい『寄宿学校のジュリエット 11巻』でした。