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【からかい上手の高木さん 10巻】レビュー:あの手この手で高木さんが迫る

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テレビアニメ2期も制作決定した、山本崇一朗『からかい上手の高木さん』10巻を買ったのでレビューです。

高木さんと西片の立場が逆転!?


初っ端は立場が逆転したifストーリー。
立場というか性転換?
男性が高木で女性が西片のお話。

もしかしてちょっかいを出してくるのはオレのこと・・・
と言われ勘違いしてあせるところは普段ではなかなかお目見えすることのないなシーン。
西片になった高木さんの貴重な焦りっぷりや表情が楽しめて楽しいです。
入れ替わっても根底にある感情は変わらないようです。

密着度が高まる高木さんの西片への猛烈アピール


くやしがる高木さんの表情。
と言いたいところですが、これは西片のいつもの勝ったという妄想。
高木さんへ手紙を私、その返事に「いいと思うよ」と言わせようという作戦。この手紙が縦に読むと「オレの勝ちでいい」と読める仕掛けなわけですが、当然のごとく見破られて、無難な返答を返されてしまいます。
やり取りの最後はいつものラブなからかい「手紙くれてうれしかったよ」。
『からかい上手の高木さん 10巻』ではこのように高木さんのラブアピール度が更に高まっています。

体力測定では耳元に息を吹きかけるなんてことも、単なる異性の友だちにこれはやらんだろ、ということを次々と仕掛けてきます。

釣り勝負では「人気のないところで、何をするつもりなのかなー」なんて言っているけれど、ナニを期待しているのは明らかに高木さんって感じがします。

大物にひっぱられそうになると、後ろから抱きついてくる高木さん。
控えめな胸をあてている行為、これは健全な男の子なら勘違いしてしまいます。勘違いではないけれど。

抱きつかれてドキドキがとまらない西片に、大物の魚の鯉と恋をかけて「こい」という一言をかけます。
これでも付き合いはじめないのがこの漫画の良いところだけど、カップル成立した後でもからかいシチュエーションはたくさんさるでしょうから、そろそろ一歩踏み込んでくれないかな?
と、期待してしまう『からかい上手の高木さん 10巻』でした。

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