テレビアニメで日本・海外と人気上昇中の小説、アネコユサギ『盾の勇者の成り上がり』、アンソロジーコミックのレビューです。
幸せなラフタリアを一冊まるごと堪能
『盾の勇者の成り上がり』を語る上ではずせないのが、奴隷として拷問をうけ精神も肉体もズタズタだったラフタリアが、盾の勇者『ナオフミ』の奴隷となり、剣士として戦わされることになった。
ナオフミの前は拷問好きな主人の奴隷とされ不幸のどん底にあったラフタリア。
ナオフミの奴隷となった今となっては、生きがいをもった幸せないち少女としてのラフタリアをみることができる。
ナオフミに恋する少女。今は娘として見られていても、いつかは・・・という想いをいだきつつ、皆が幸せに暮らせる世界を目指して奮闘する。
そんな健気なラフタリアの幸せな姿をたくさん読めるのがこの『盾の勇者の成り上がりアンソロジー ラフタリアといっしょ』。
親子の休日
ラフタリアを娘としていみているナオフミは親としてその成長を見届けている。
アンソロジーの中の一つには親子の休日をシミュレーションした内容がある。
おままごとでは、夫婦という設定に「アナタ」と呼ばせるシーン。
こんな表情されて、恋心に気づかないとはね。
でも外見は成人くらいにみえても出会った頃の中身は10歳。
ラフタリアが書いたお父さん(ナオフミ)の絵を見ると、やっぱり中身は幼いんだなと感じてしまいます。
パンツが入らない
急成長すれば当然着るもののサイズも変わってきます。
外見は気にしていたものの、さすがに下着までは気がまわりませんよね。
ナオフミが想像した下着は現代の大人が履くようなもの。
でも実際にラフタリアが選んだのは、あくまで防具でした。
実際はナオフミが想像していた下着にも大いに興味をもっているようだったけど。
そんな感じで、幸せいっぱいのラフタリアがまるごと一冊読める漫画に仕上がっています。
ラフタリアファンなら買いの一冊ではないでしょうか。