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【からかい上手の(元)高木さん】100話 レビュー:顔は高木さん中味は西片の中学生ちーちゃん

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原作「山本崇一朗」の『からかい上手の高木さん』スピンオフ作品、稲葉光史による『からかい上手の(元)高木さん』の記念すべき第100話のレビューです。

顔は高木さん中味は西片の男女立場逆転の中学生ちーちゃんが最高

『からかい上手の(元)高木さん』100話目は、西片と元高木さん夫妻の間に生まれた子供のちーちゃんが中学に入学した日の、からわかれ上手になる記念すべき初日のお話しです。

中学生になったちーちゃん。クラスで自己紹介する姿は元高木さんそのものの美少女ぶり。ただ趣味は散歩と漫画を読むことと、なんとなく両親の影響を受けているかなと感じます。
そして席につくと隣の男子生徒からどっかで会ったことないか?と声をかけられます。

この男子生徒はおそらく『からかい上手の(元)高木さん』の中で、幼稚園時代に会ったことのある少年かと思います。
ちーちゃんはまったく覚えていない様子で、お母さんをならってからかってやろうとします。
しかし、残念ながらそのへんはお父さんの遺伝子を受け継いでいるようで、からかうつもりが逆にからかわれてしまいます。

『からかい上手の高木さん』とは男女逆転バージョンの展開で、これはこれで面白い展開です。
さらに、お父さんのもっている漫画で読んだことのあるシチュエーションとかで、100%片思いを出してくるところはお父さん動揺に残念な恋愛観をもつ方向に進んでしまっているようです。
さて、ちーちゃんの中学生姿はぱっと見、高木さんそのものですが、よーく見ると髪が短かったり、なんといっても表情を見るだけで、ちーちゃんだなとわかるところが作者のセンスを感じます。


見た目は成長しても、幼いときとなんら変わらないという安心感を感じます。
本家も素晴らしいですが、こちらの元高木さんも毎週楽しみな作品。
なんといっても最新話がスマホアプリ『マンガワン』で無料で読めてしまうのが嬉しい。

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