iPhone SE 第2世代がApple Storeより2020年4月24日に届きました。
宅配便がクロネコヤマトだったので朝9時には届きました。佐川急便やゆうパックだと我が家のルートは夜間配達なので、平日はありがたい反面休みの日にはじれったいので、振替休日で受け取りを自宅待機していた身としては嬉しい。
ということで、ファーストインプレッション程度のさらっとしたレビューをご紹介。
書きながら少しづつ更新していきますので、書きかけとか途中でありますが、ご了承ください。
また詳細なレビューはユーチューバーとか他サイトをご覧ください。
あくまで雑記帳の忘却録なので、眺める程度にさらっとご覧いただければ幸いです。
iPhone SE(第2世代)開封
同梱物もいつものiPhoneっていう感じで、本体、Lightning USBケーブル、電源アダプタ、使わないイヤホン。
本体カラーは初めてレッド(Product RED)にしましたが、新鮮だし、背面がレッドで表面がブラックっていうのも今どきのワゴン車のデザインのようでカッコいい配色。
女性はもちろん、男性が持ってもとても良い感じです。
背面はガラスではないですが、ポップな赤色のビビットカラーが個人的には好きです。
もともと高級路線のスマホではないので、高級感は求めていません。むしろポップな雰囲気がでていて好みです。
側面にあるボリューム上下とサイレントスイッチ。サイレントスイッチの切り替えボタンをいじるとiPhoneだなって思います。メインスマホのキャリアをソフトバンクからワイモバイルにして、Androidに移って半年近くですが、もうiPhoneの操作に違和感がでています。アンドロイドの操作性クソとか思っていたのに慣れってすごい。
底側にステレオスピーカーとステレオマイクが内蔵されています。
内蔵スピーカーはスカスカな感じ。iPad Proと比較してはいけないのですが、それでも低音がスカスカで出ていないように受け取れました。しかし中音域はしっかりしていて、声は逆に聴きとりやすい感じがします。この辺は個人差があり受け取り側によって好みが分かれるところですけどね。
そして肝心なUSB端子はiPhoneのダメなところを継承、Lightningなのが残念。
iPadもMacBookもUSB Type Cなんだからいい加減Lightningはやめてほしい。
USB Type CじゃないのiPhoneだけなんだよ。
充電はワイヤレス充電ができるのがせめてもの救いかな。
カメラはシングルカメラ。
メインスマホのP30 Proが3つもついているので、シンプルすぎる気がするけど、これはこれであり。
サブ機なのでいざというときにそこそこの画質でスナップショットが撮れればいいので問題なしです。
メモリは3GB確定!ベンチマーク測定
メモリ容量が公式サイトでは発表されていませんでしたが、噂通りメモリ容量は3GBでした。
AnTuTuベンチマークで測定した結果のスコアは、466792点(CPU138276,GPU187506,MEM61209,UX79801)でした。
これはA13 Bionicチップでありながら、他のネットで調べたスコアと比較するとA12より少し高いかなくらいで、iPhone11 Proが53万点台と比べるとメモリ容量の差が大きいのかもしれません。
iPad Pro 12.9インチ 2020年モデルでは754016点(CPU185856,GPU383297,MEM107164,UX77699)というスコア。ちょっと意味不明なんですが。これ正しいのか?
システム情報計測のアプリが古いデータのせいだと想いますが、基本情報がiPhone8となっています。メモリのクロック周波数は2664MHzになってますね。
Rakuten UN-LIMITが使えるか
サブ機として利用する通信キャリアは「Rakuten UN-LIMIT」。住んでいるのが埼玉県なのでもちろん楽天回線ではなく、au回線を借りている状況になります。
そえでも月5GBのデータ通信が1年間は無料で使えるのでサブ端末として利用を考えている身としては嬉しい。
事前にネットで検索してみたところ、iPhone X移行の新しい機種なら利用できるとの報告をみかけます。
つまり現状では対応機種としては下記が可能ということになります。
・iPhone XR
・iPhone XS
・iPhone XS MAX
・iPhone 11
・iPhone 11Pro
・iPhone 11Pro MAX
・iPhone SE 第2世代
eSIMではなくnanoSIMカードを使ってiPhone SEでRakuten UN-LIMITが利用できるか試してみました。
データ通信設定は自動認識
まずはiPhone SE本体の電源を切って、楽天モバイルのnanoSIMカードをSIMスロットに挿入します。
[設定]アイコンをタップ
設定画面の[モバイル通信]をタップ
この時点で既にネットワーク選択が「Rakuten」となっていれば、自動で通信設定がされていることが確認できます。データ通信だけならここまで確認できればOK。データ通信が何も設定することなく自動でつながるということが実証できました。
通話設定手順
次に行うのは通話の設定です。
Rakuten Linkのアプリがないので通話料無料で電話はできません。私の場合はデータ通信と電子マネー用のサブ端末として活用するので、緊急時用として通話できればいいので気にしません。アプリなしで通話すると30秒ごとに20円と高額な通話料がかかるので注意が必要です。
さて、話を戻して通話設定です。
ホーム画面にある[設定]アイコンをタップ
設定画面の[モバイル通信]をタップ。
[通信のオプション]をタップ
[音声通話とデータ]の項目をタップ
「LTE,VoLTEオフ」になっているので「LTE,VoLTEオン」をタップして選択
これで「LTE,VoLTEオン」と表示されていればOKです。
試しに電話をかけてみましたが、きちんと繋がりました。
通信速度
回線速度はパートナー回線エリア(au回線)なので意味がないですが、一応計測。
楽天モバイル(au回線)下り24.3Mbps、上り25.6Mbps
ワイモバイル(Softbank回線)下り22.74Mbps、上り9.98Mbps
OCNモバイル(NTT DoCoMo回線)下り51.44Mbps、上り7.84Mbps
OPPO Reno Aと比較
メインスマホにはHUAWEI P30 Proを使用しています。
このスマホはとにかくカメラ性能が良い。そしてデザインがカッコいいのです。
カメラ撮影したのは「スーパームーンをスマホP30 Proの50倍ズームで撮影した」や「あの花聖地の秩父橋や秩父ミューズパーク梅園へ行ってP30 Proで撮影してみた」といった記事にちょこっと載せていますので、よかったら見てください。
一昔前はAndroidはカクついていて操作性が悪いなんて言われていましたが、むしろヌルヌル動くし、かゆいところに手が届く操作性が快適すぎて、iPhoneは自由度が低くて使いにくいとさえ感じてしまうくらいです。
今回は楽天モバイル回線のRakuten UN-LIMITプランを契約しているのでそちらを使うサブ機用としてiPhone SE 2を購入しました。
ですが、既に楽天回線契約時にアクティベーション用にOPPO Reno Aを買っています。
どちらを今後サブ機として持ち歩くか比較検討しました。
iPhone SEとReno Aスペック比較
アップルのiPhone SE(第2世代)とOPPO Reno A(楽天モバイルモデル)の製品仕様をスペック一覧で比較してみます。
モデル | iPhone SE(第2世代) | OPPO Reno A |
---|---|---|
本体カラー | ブラック、ホワイト、(PRODUCT)RED | ブラック、ブルー |
記憶容量 | 64GB、128GB、256GB | 64GB、128GB(楽天モバイルのみ) |
メモリ | 3GB | 6GB |
本体サイズ・重量 | 高さ:138.4mm 幅:67.3mm 厚さ:7.3mm 重量:148g |
高さ:158.4mm 幅:75.4mm 厚さ:7.8mm 重量:169.5g |
ディスプレイ | Retina HDディスプレイ IPSテクノロジー搭載4.7インチ(対角)ワイドスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ 1,334 x 750ピクセル解像度、326ppi 1,400:1コントラスト比(標準) True Toneディスプレイ 広色域ディスプレイ(P3) 触覚タッチ 最大輝度625ニト(標準) 耐指紋性撥油コーティング |
有機EL サイズ: 16.2cm (6.4インチ) タッチスクリーン: Multi-touch, Capacitive Screen 解像度: 2340 x 1080 ピクセル カラー: 1600万色 画面占有率: 91% |
SoC | A13 Bionicチップ 第3世代のNeural Engine |
CPU: Qualcomm Snapdragon 710 GPU: Adreno 616 |
防沫性能、耐水性能、防塵性能 | IEC規格60529にもとづくIP67等級(最大水深1メートルで最大30分間) | IPX7/IP6X |
カメラ | 12MP広角カメラ(デジタルズーム最大5倍) ƒ/1.8絞り値 光学式手ぶれ補正 6枚構成のレンズ 進化したボケ効果と深度コントロールが使える ポートレートモード 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)) LED True Toneフラッシュとスローシンクロ パノラマ(最大63MP) サファイアクリスタル製レンズカバー Focus Pixelsを使ったオートフォーカス 写真とLive Photosの広色域キャプチャ スマートHDR(写真) 赤目修正 自動手ぶれ補正 バーストモード 写真へのジオタグ添付 画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG |
1600万画素(f/1.7)+200万画素(f/2.4) カメラモード: 写真、ビデオ、エキスパートモード、パノラマモード、ポートレート、夜モード、タイムラプスなど |
ビデオ | 4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) 光学式手ぶれ補正 デジタルズーム最大3倍 1080p(120fpsまたは240fps)スローモーションビデオ対応 タイムラプスビデオ(手ぶれ補正機能あり) QuickTakeビデオ ステレオ録音 |
インカメラ: 1080P/720P@30fps アウトカメラ: Max 4K/1080P/720P@30fps |
フロントカメラ | FaceTime HDカメラ 7MP ƒ/2.2開口部 Retina Flash 自動HDR 1080p HD 30fps ビデオ撮影 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)) バーストモード 手ブレ補正(1080p、720p) |
2500万画素(f/2.0) |
認証センサー | Touch ID ホームボタンに内蔵された指紋認証センサー |
ディスプレイ内指紋認証センサー、カメラ顔認証 |
電子マネー | Apple Pay リーダーモード対応NFC、FeliCa 予備電力機能付きエクスプレスカード |
NFC、FeliCa |
バッテリー | バッテリー容量:1821mAh ビデオ再生:最大13時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大8時間 オーディオ再生:最大40時間 高速充電対応:30分で最大50%充電(18W以上アダプタ使用時) リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵 ワイヤレス充電対応(Qi充電器に対応10) |
|
バンド | 【モデルA2296】 FDD‑LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66) TD‑LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48) CDMA EV‑DO Rev. A(800、1,900MHz) UMTS/HSPA+/DC‑HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz) GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) 【全モデル】 2×2 MIMOとLAA対応ギガビット級LTE4 2×2 MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6 |
GSM: 850/900/1800/1900MHz WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19 LTE FDD: Bands 1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28 LTE TDD: Bands 38/39/40/41(full-band) |
Wi-Fi | 2×2 MIMO対応802.11ax Wi Fi 6 | 2.4/5GHz 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
位置情報 | 内蔵GPS/GNSS デジタルコンパス Wi-Fi 携帯電話通信 iBeaconマイクロロケーション |
GPS: GPS/A-GPS/GLONASS/Beidou/Galileo |
センサー | Touch ID指紋認証センサー 気圧計 3軸ジャイロ 加速度センサー 近接センサー 環境光センサー |
磁気センサー 光センサー 近接センサー 加速度センサー ジャイロセンサー |
オーディオ | AAC‑LC、HE‑AAC、HE‑AAC v2、保護されたAAC、MP3、Linear PCM、Apple Lossless、FLAC、Dolby Digital(AC‑3)、Dolby Digital Plus(E‑AC‑3)、Audible(フォーマット2、3、4、Audible Enhanced Audio、AAX、AAX+) | |
端子 | Lightningコネクタ | USB Type C |
OS | iOS13.4 | ColorOS 6(Android 9ベース) |
SIMカード | デュアルSIM(nano-SIM、eSIM) | デュアルSIM(nano-SIMx2) |
動作環境 | 動作時環境温度: 0°〜35°C 保管時(非動作時)温度: -20°〜45°C 相対湿度: 5%〜95%(結露しないこと) 動作高度: 3,048mまでテスト済み |
|
同梱物 | iPhone本体 EarPods with Lightning Connector Lightning – USBケーブル USB電源アダプタ マニュアル |
電話機 AC アダプター イヤフォン USB Type-Cデータケーブル 安全ガイド クイックガイド SIMカードスロット用ピン 保護ケース 保護フィルム(貼付済み)/td> |
価格 | 64GB:44,800円(税別) 128GB:49,800円(税別) 256GB:60,800円(税別) |
128GB:35,273円(税別) |
外観の液晶画面を比較するとOPPO Reno Aの大きさが際立ちます。そして有機ELなので黒がしまっていてキレイです。
かゆいところに手が届く自由度の高いAndroidか、考えずに簡単に使えるiPhoneかというOSインターフェイスの違いと、大きさの好みでこのへんは左右されます。
そして私の出した結論はiPhone SE 2を選びました。
理由は2つ。
1.持ち歩くのに胸ポケットにすっぽり入って重さを感じない
2.AndroidとiOSの両方を楽しみたい
サブ機なので高性能さは求めていないというのも決め手のひとつ。
メインで使うとなるとOPPO Reno Aを選択していたと思います。
EL液晶で画面が大きいので一画面の情報量が多いし、電子書籍もきっちり読めます。YouTubeといった動画を見る際にも迫力があります。
AndroidとiOSの操作性についてはメインで使用するとなると、正直どちらでも大丈夫。というか気になりません。私の使い方ではどちらでも一通りできるので。
総括
とりあえずで30分程度設定をかねて使ってみましたが、一言で言えばシンプルイズベスト。
実用性レベルでの必要最低限をクリアしつつ、ほんの少しそれに上乗せすることで、ほどよい余裕をもたせて満足度を向上させるアップルの巧妙かつ心憎い仕様です。
スマホにこだわらないけれど、今どきの機能と操作性があって、なおかつ安い端末が欲しい。そんなミドル層の要望に応えている機種じゃないかなと思う。
充電がLightning端子なのはいただけませんが、これはワイヤレス充電に対応しているのでクリアしています。地味にワイヤレス充電って時間はかかるけど便利です。
カメラ性能にこだわる私からすればカメラ性能には満足いかないし、6.5インチスマホに慣れてしまっているので電子書籍を読んだり、Twitter投稿時のQWERTYキーボードで文字入力するには画面が小さすぎます。
よってメインスマホとしては物足りないので使う気にはなれませんが、ことサブスマホとなれば話は別です。
新型コロナウイルスで外出自粛の中であっても東京都へ出勤している身としては、楽天モバイルのデータ通信無制限(1日10GB以内だっけかな?)やauを使ったパートナー回線エリアであっても5GBプラス超過後も1Mbpsの速度で使えるのだからしめたもの。これが1年間無料だというのだから使わない手はない。もっとも1年後の2021年3月になれば契約を継続するかどうかは微妙な感じですけど。
結論としてサブ端末にはiPhone SE 2を持ち歩くことに決めました。
ちなみに保護ガラスフィルムは事前に購入した(記事:iPhone SE 第2世代用のESRガラス保護フィルムを先行して買った)を貼ってみましたが、どうもiPhone SE 2020用といいながら、iPhone8用をまんま転用した商品でした。フチ数ミリが浮いてしまいます。どうやらサイズは同じだけでど傾斜が8とSE2では違うようです。失敗しました。返品です。