山本崇一朗 氏の漫画『それでも歩は寄せてくる』6巻を購入しましたので感想レビューです。
それでも歩は寄せてくる 6巻 あらすじ
「からかい上手の高木さん」山本崇一朗が描く超尊い将棋ラブコメ!
この恋、詰むや詰まざるや…?
将棋の初心者・田中歩は部長の八乙女うるしに勝って告白したい。
棋力は程遠いけれども、ぐいぐい攻めてくる歩の姿勢に
別の意味でセンパイは“詰む”かもしれない…というお話。
4月…うるしは3年生に、歩は2年生に。そして新入生がやって来る…歩がセンパイに“一目惚れ”して入部したように。現れた剣道少女・凛の目的は…!?
二人きりラブコメの先駆者・山本崇一朗が、まさかの三角関係ラブコメに挑戦!?
それでも歩は寄せてくる 6巻 レビュー
6巻のメインは新入部員勧誘のお話。
冒頭では歩が初めてうるし先輩と出会い、ビビッと初恋に落ちる瞬間を描かれています。
それまで剣道の実力者であるにも関わらず、この出会いでそれを捨て将棋の道へ進む。
身長149cmと小さい先輩ですが、まれにすごく大人びた顔をみせてくれます。
そういった時はカワイイではなく美しいと思ってしまいます。
高校の1学年上ってそれだけで大人びてみえるもの。
歩のトキメキフィルターを通さなくても、大人びた感じが出ていてもおかしくはないでしょう。
普段は年下にもみえたりしますけどね。
新入部員として入ってきた香川 凜。
剣道部に歩を戻そうと勝負を挑むも、結局は将棋部として活動することになる。
元は歩に恋心を抱いていただけに、三角関係突入か?と思いましたが潔く身をひきました。
うるし先輩の無防備な接触。
流れからの期待値アゲの歩の妄想が今回も暴走します。
歩に対して意識する場面が多数。
その度に照れるうるしがまたカワイイ。
うるしの友人マキをはじめとした、周囲のガヤが二人の恋を後押しするようにいい味だしているので、そういう脇役のサポート感も山本ワールドの楽しさの一つ。
今巻も小動物のようなうるし先輩に胸キュン間違いなしのマンガ。
2022年にはTVアニメ化も決定している。
2021年も高木さんに負けず劣らずのからかいぶりとあわせて、嫌な思いをしない安心して読める学園ラブコメ漫画として楽しませてくれそうです。
商品概要
出版社 : 講談社
発売日 : 2021/1/15
言語 : 日本語
コミック : 144ページ
ISBN-10 : 4065219612
ISBN-13 : 978-4065219614
寸法 : 13 x 1.2 x 18.2 cm
価格:682円