叶 恭弘 氏の漫画『きるる KILL ME』2巻を購入しましたので感想レビューです。
きるる KILL ME 2 あらすじ
日本屈指の大企業の御曹司・碧音持は殺し屋の赤海きるるに恋をした。
自分の命が狙われているのに、彼女に会いたい音持の情熱はさらに燃え上がり…!?
新たな殺し屋たちも加わり、暗殺計画は加速する…!
<標的♂×暗殺者♀>のLOVEゲームは、どんどん過激に!
きるる KILL ME 2 レビュー
碧音持(あおいねも)と玉の輿を夢見る女子社員の中のひとり、愛縞みなもは唯一碧音持のそばで働くことが許された存在。
妄想で突っ走る夢見る女性の願いは虚しく・・・
そんな彼女の女子高生時代の親友が赤海きるる。
まさか恋した相手の恋する相手が親友だとは知る由もないわけだが。
碧音持は本当の意味で体をはってきるるに接触する。
それはもう、撃たれる斬られると普通の人間なら即死状態なほどのダメージを受ける。
それでも殺し屋が本気で殺しにかかってくる本気を自分への想いだと履き違えて受け止めるのだから、その本気度たるや半端ない。
一方で殺し屋の赤海きるるはデビュー戦で失敗の連続。
殺し屋にかける情熱や実力派あるのに、心は案外もろい。
これ以上の失敗は殺し屋人生の終わりだと、本気で悩む。
悩むところがターゲットの前で表情丸出しというのは、殺し屋として終わっている気がするのだけど、そこがまたカワイイ。
やることなすことドジっ子。
サービスショットのようなエロい失敗の繰り返し。
ラッキースケベでターゲットに苦しみを与えるどころか、喜びを与えてしまう始末。
挙句の果てには相手にバレバレなのに、本人はバレていないと思い込み、殺し屋じゃない一般女性を演じつづける。が、流されるままに男女の関係に・・・!?
全篇お色気シーンを絡めたコメディ展開。
各人の全力勘違い暴走がクスッと笑えるラブコメ漫画。
イラストも折り紙つきの美しさで、おすすめの作品です。
商品概要
- 出版社 : 集英社
- 発売日 : 2021/2/4
- コミック : 196ページ
- ISBN-10 : 4088825543
- ISBN-13 : 978-4088825540