漫画:内々けやき氏、ラノベ原作:あし氏、キャラクター原案:カオミン氏によるラノベ『よくわからないけれど異世界に転生していたようです』のコミカライズ第1巻を読んでのネタバレありの感想記事です。
よくわからないけれど異世界に転生していたようです あらすじ
「私、おっさんだった!!」
孤児の少女・レンは身売りされる途中で、前世の記憶を取り戻す。
レンの前世は、三十代の男性研究者だったが、転生して今まで孤児として生きていたのであった。
レンは、その身に秘められた魔法の才能と、前世の科学的知識を駆使して、ひとり過酷な異世界を生き抜いていく。
よくわからないけれど異世界に転生していたようです レビュー
主人公ヒロインの「レン」は孤児で身売りされる途中に山賊に襲われて馬車の事故がきっかけとなり前世の記憶を取り戻す。
「私、おっさんだった」と・・・
レンの前世は、三十代の男性研究者。
男から女に性別が変わったかたちで転生していた。
そんなレンが異世界で見た目は美少女、中身はおっさんという、異世界転生ものテンプレ的な物語です。
レンのレベルは低いものの、魔術スキルは高く、中でも「創造魔法」はご都合主義が煽る何でも魔法。
喉が渇けば水が出せるし、お腹が空けば塩まできいているおにぎりまで具現化してくれる。
ついでに家とかまで作ってしまうし、ここまでご都合よくできる魔法はある意味潔い。
基本的にはスローライフ的な異世界日常ものの割合が高いのですが、時にきちんと戦闘もします。
レベル以上に攻撃力が高い気もしますが、戦闘に関して本作では多くを望まないほうがよさそうな感じです。
画力は高いです。
この漫画最大の見どころは、今までにありそうで実行されていなかった男が女になったらやってみたい性欲という欲望に忠実に実行してくれるところです。
男性になくて女性にあるもの。
当然気になります。
「何これ、気持ちいい」
とか、素晴らしいです。
もちろん上だけでなく下も躊躇なく実行します。
とはいっても少年漫画なので直接的かつ過激なエロ描写はありません。
夜の日課を強化しすぎて、ステータスの「淫乱」「巨乳」なんてスキルのレベルアップも順調に進みます。
1巻を読んだかぎりでは、異世界の日常を楽しむことの焦点があたっていて、ワクワクするような冒険活劇というのは望めなさそうな感じです。
しかしテンポよく進むので頭からっぽにして、少しエロ要素がありつつ、美少女のゆるい異世界スローライフを楽しむことができます。
商品概要
- 出版社 : 講談社
- 発売日 : 2020/4/9
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4065189500
- ISBN-13 : 978-4065189504
- 寸法 : 13 x 1.4 x 18.3 cm
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