【君の膵臓をたべたい】小説・コミックレビュー、映画は主題歌「himawari」で涙腺崩壊?

映画「君の膵臓をたべたい」
「君の膵臓をたべたい」という作品を知ったきっかけは、先日観に行った映画「メアリと魔女の花」の本編前の予告で観たのが始まりでした。

とても興味をもったので、まずは電子コミックで漫画版を即読み。
心理描写がマンガだとあまり書かれていないとの口コミを見て、小説(文庫本)を買ってみました。

ストーリー

主人公である「僕」が病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本。
それは「僕」のクラスメイトである山内桜良 (やまうち さくら) が綴っていた、秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていた。
「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。
「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことにより、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、互いに自分の欠けている部分を持っているそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は恋人や友人を必要としない僕が初めて関わり合いを持ちたい人に選んでくれたことにより「初めて私自身として必要されている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていく。

コミック「君の膵臓をたべたい」上巻・下巻

物語冒頭にヒロインの葬儀が出てきます。
冒頭から遺影ではじまることから、もしかしたら奇跡が起きて、二人は結婚して末永く愛しあうというハッピーエンドの希望は消されました。(ファンタジー系なら話は別ですが)

主人公の「僕(ぼく)」こと「志賀春樹」は、友人というか周りとのかかわりを一切もたない、今でいうコミュ障的な存在。

ヒロイン「山内桜良」とは、盲腸の抜糸をするために訪れた病院で、彼女が書いた「共病文庫」をたまたま読んだことからはじまる。

その本に描かれていたのは、桜良が膵臓の病気で余生が少ないということ。

家族以外では春樹しか知らないという秘密の共有者となる。
ここからどう物語を発展させるのか楽しみに感じます。
小説の帯に書かれていた「読後、きっとこのタイトルに涙する」というキャッチコピーがあるように、本作のタイトルでもある「君の膵臓をたべたい」がキーワードとなるのは間違いないというのは予想できます。

ちなみに膵臓の役割は、食べたものを消化して、ホルモンによって糖をエネルギーに変えるという役割をもっています。膵臓が機能しないとエネルギーが生産されなくなるという重要な臓器です。

小説「君の膵臓をたべたい」


住野よる氏が執筆する原作です。
324ページありますが、さらっと読み終えることができます。
結論からするとマンガから入るとキャラクターやイメージがつかみやすく、小説でシーンを思い出しながらこういう風に主人公やヒロインは思っていたのかという風に、二度楽しめます。
それと小説の方がコミックよりももう少しだけ突っ込んだ終わり方をしますので、とてもスッキリします。
なので、両方読むことをお勧めします。
小説は春樹と桜良の会話のやりとりが中心。
普通の文庫本ですが、どちらかというとライトノベル寄りという印象をもちました。
後半のヒロインの亡くなるシーンが唐突にさらっと書かれていますが、よく言えば予想外の展開ですが、これはありえないでしょうというような、少し納得がいかない感じがしました。
賛否両論だと思いますが、私の中ではマイナス印象でした。

映画主題歌はMr.Children「himawari」

映画化した実写版「君の膵臓をたべたい」は2017年7月28日(金)より公開されます。
主演は主人公「志賀春樹」には「北村匠海」。音楽ユニットDISH//のメンバーで、テレビドラマ「ゆとりですがなにか」にも出演。
ヒロイン「山内桜良」役には、女優の「浜辺美波」が演じる。2011年に第7回東宝シンデレラオーディション、ニュージェネレーション賞を受賞。
テレビドラマ版「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で、めんま役を演じています。
その他、北川景子や小栗旬なども出演しています。
漫画、小説と多少異なる物語を、映画ではどのようなストーリーと演出で魅せてくれるか期待です。

そして、映画を否応にももりあげるのが主題歌には、予告に流れていた通りMr.Children(ミスターチルドレン)が担当。
曲名は「himawari」(ひまわり)で、CDは2017年7月26日発売。

最近あまりミスチルの曲を聴いていなかったけど、久々にCDを買いたいと思わせる曲。
映画はこれからですが、この曲が流れ始めたら涙腺崩壊しそうで、映画を観ようと思ってはいるものの、少し躊躇するポイントとなっている。

久々に邦画実写映画を観に行く気になりました。