【LDK】96話 ネタバレ・感想:ハッピーエンドでまとまりの良い最終回

L・DKあらすじ

女子高生「西森 葵」は親友の告白をムゲに振ったとして王子と呼ばれる美少年の「我山柊聖」に抗議をする。
不意なことでけがをさせてしまい(仮病ですが)送っていった先は、葵が一人暮らしをしていた隣室だった。
そしてハプニングがきっかけで葵の部屋で同居する二人。
そこから紆余曲折の末、相思相愛の関係になった。

L♥DK 最終話レビュー


別冊フレンドにて連載中の渡辺あゆ「L♥DK(エルディーケー)」が2017年9月号で最終回を迎えました。
2009年3月号から8年にわたって連載。途中で映画化されるなどとても人気のある作品。
L・DKの正式名称は「ラブ同居」なんですね。
ということで最終話となった96話「家族」のネタバレありの感想レビューです。

駅のホームで柊聖を見送った後、部屋に戻った葵は二人でどうなりたいのか、自分の気持ちはどうしたのかを考える。
二人で当たり前のようにすごす日常。
それが葵の望むすべての答えだとこの描写から感じ取れます。

卒業式を終えて帰宅した柊聖。
兄に卒業式の「LDK」(リアル・男子・高校生)を撮影するよう依頼する。
ファインダー越しに見る姿に、過去の後悔している自分をみたのか、そのカメラをたたき壊しそうになる衝動に駆られます。

10年前に柊聖を守れるような、たよられるような男になりたいと思い海外に拠点をうつしたが、その5年後にみた弟の姿はイメージとかけ離れたものだった。
家にだれがいても変わらないという言葉、だれも頼りにしないという抜け殻になった姿にショックを覚えた。
しかし、葵とかかわりを持つようになり、寄り添える相手ができたことで変わった柊聖。

同じ轍を踏ませまいと空港で説得をする。
立派になることが大事な人を守ること。
しかしその守りたい人のつらさやさみしさを残したままではお互いに幸せにはなれないと。

力説している兄弟の姿に、一方的に暴力を加えていると勘違いした葵が飛び込んできます。

葵は柊聖のさみしい気持ち、つらい気持ちに気づき、それを自分の「柊聖がトナリにいなきゃダメなんだよ」という気持ちをもって正面から受け止めます。

その結論が「あたりアメリカについてきます」といぶっ飛んだ行動が実に葵らしい。
本人はいたって真面目に考えての行動ですが、場をなごませることにかんしては様々な少女漫画のヒロインの中でも一級品です。

葵の正面からぶつけてくれた気持ちに、抑えていた感情が一気に爆発。
葵と一緒にいたい、離れたくない、と涙をこぼし本音で向き合えた瞬間です。

紆余曲折ありましたが、無事日本残留がきまった二人。
それを祝うべく、後日バーベキューパーティーが開かれます。
その中で明らかになった、柊聖が保育士を目指すというのは予想外でしたが・・・

みんな柊聖が大好き。
でも、いちばん大好きな気持をもっているのは葵。
最後のセリフは、柊聖から「結婚式いつにする?」
本当にきれいさっぱり、見事なハッピーエンドで幕を閉じた「ラブ同居」物語でした。

コミック最終巻の24巻は10月13日発売

今回レビューした最終話も含んだコミック24巻は2017年10月13日(金)発売です。
別冊フレンド11月号ではカラー付き番外編も掲載され、まだしばらくはLDKは終わりません。

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