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【放課後カルテ】 レビュー:謎の問題医が小学校の保健室で繰り広げる医療ドラマ

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【放課後カルテ】 レビュー:謎の問題医が小学校の保健室で繰り広げる医療ドラマ

放課後カルテのあらすじ

拒食症、ナルコレプシー、ベル麻痺――
小学校にはあなたの知らない病気で溢れている。
子供たちの未来を守る最後の砦「保健室」に 謎の問題医・牧野先生がやってきた!
小学生たちの身近に潜む、名も知らぬ病気の数々――。
口も態度もでかい謎のドクター・牧野先生が だれもが見落としてしまう小さな病気のサインに どこか冷めながらも(?)向き合うようですが!?
あなたの知らない新医療ドラマ、診療開始!!!

レビューと少しネタバレあり

日生マユが描く「放課後カルテ」は講談社から発行されている少女漫画雑誌「BE・LOVE」で2011年から連載されているマンガです。
小学校の保健室という、小学生のケガでけではなく心でも拠り所である場所。そんなところに不愛想の医師牧野が大学病院から赴任する。
そこから先生と生徒、父兄までも救っていくという、新しい視点での医療ドラマ。

2018年3号のBE・LOVEでは、牧野が学校赴任最後の挨拶をするところから始まります。
小学校は1学期の終業式を終え、小学生は解放感に包まれます。
余談ですが、この1学期最後の先生の一言で1か月以上の長期休みに入る、その瞬間がとても懐かしく感じます。
あの頃に戻りたい・・・

ところが、喜んでいるばかりの子供だけではないのも事実。
このクラスでは心臓手術を受ける子供がいます。
大人でも不安になる大手術。へたをすれば合併症というリスクもある。
ましてや小学生ともなれば怖いのは当たり前です。

そんな不安いっぱいの子供に牧野は「お前は治る、絶対に」という強く、そして安心を与えるメッセージ。
保険医ではなく医者であることを伝えた後にこのセリフを言うところが素晴らしい。
これ、ドラマやアニメでやったら泣いてしまいそうです。

子供の前ではそうはいったものの、医者としては簡単に「絶対」という言葉を発してはいけないというのも事実。


そんな牧野に医者ではなく、牧野先生として一番ほしかった言葉だからいいと、後押しがあり救われる。

医療ドラマとして、学園ドラマとしても心が温まる漫画「放課後カルテ」に今後も期待です。

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