鴨志田一先生によるラノベの劇場版アニメ『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』る2023年6月23日(金)に公開されました。
ということで、仕事を早く切り上げ(土曜日に持ち越しただけ)、劇場に早速足を運びました。
20時50分からの上映と遅い時間ですが、時間は73分と映画としては短めなので帰りの心配は不要。
映画にしては少し短いですね。
あらすじ
初恋の人・翔子の未来を願った12月が過ぎ、いつの間にか咲太も高校二年生の3学期を迎えていた。
三年生の麻衣と峰ヶ原高校で一緒にいられる学生生活も残り僅かとなったなか、長年おうち大好きだった咲太の妹・花楓が誰にも明かしたことのない胸の内を打ち明ける。
「お兄ちゃんが行ってる高校に行きたい」
それは花楓にとって大きな決意。極めて難しい選択と知りながらも、咲太は優しく花楓の背中を押してあげ――。
『かえで』から託された想いを『花楓』が受け取り、未来へ一歩踏み出すシリーズ第8弾!
入場者特典第1弾!鴨志田 一先生 書き下ろし小説『青春ブタ野郎はアニマルランドの夢を見る』
アニメ映画といえば楽しみの一つが入場者特典。
入場者特典第1弾として鴨志田 一先生 書き下ろし小説『青春ブタ野郎はアニマルランドの夢を見る』が配布されています。
表紙は溝口ケージ先生による梓川花楓の描き下ろしイラスト。
38ページとそこそこに読み応えあるボリュームです。
第1弾とうたっているので第2弾は確実でしょうけど、小説は最低限おさえておいて損はないかと。
『青春ブタ野郎はアニマルランドの夢を見る』あらすじ
その日、梓川咲太は東京の上野にいた。まだ肌寒さの残る春休みの最終日。
「そんなに急がなくてもパンダは逃げないぞ」
花楓に急かされながら、麻衣、のどかとも合流。4人が向かう先は……動物園!
パンフレットはドラマCD付の豪華版を購入
劇場パンフレットは豪華版を購入。
お値段なんと2,800円。
一見高めな設定に感じられますが内容は豪華で価格相応の満足度はえられるかと。
劇場パンフレット(豪華版)仕様
①描き下ろし三方背ケース
②パンフレット
③Special Drama CD
「青春ブタ野郎はハニートーストの夢を見ない」
出演者:梓川咲太(CV:石川界人)、桜島麻衣(CV:瀬戸麻沙美)、梓川花楓(CV:久保ユリカ)、豊浜のどか(CV:内田真礼)
挿入歌:「BABY!」歌唱:桜島麻衣&梓川花楓
季節は春休み。麻衣とのデートを前にソワソワしている咲太だったが、
のどかや花楓まで加わってしまい、4人で向かった先は横浜のカラオケ店。
実はのどかの目的はこの店特製のハニートースト。
麻衣と花楓で即席ユニットも結成され、このカラオケ会で一体何が飛び出す!?
16分程度のラジオドラマと歌が1曲入っているので青ブタファンならマストアイテムでしょう。
アルバムCD1枚と同価格ですが、イラストがふんだんに入ったパンフレット込みと考えれば妥当。
けっこう買っている人を見かけたので、欲しい方は早めの購入がおすすめ。劇場によっては早々に売り切れているなんて声もTwitter上では聞かれているので在庫があるようなら買いですよ。
感想レビュー
劇場版前作があまりにも衝撃的で予想できない展開だったりと、ものすごく濃厚な作品だっただけに、本作は刺激という意味では物足りなさを感じるかもしれません。
思春期症候群を抜きにしても成り立つようなホームドラマといった感じ淡々と物語が進む感じです。
現実的な物語で、兄弟の絆、家族愛といった感じでほっこりとして、これはこれで胸にジーンとくるものはあります。
ストーリーはものすごく良いです。
でも、子どもの受験に対する考え方なんてことをリアルに考えさせられてしまい、非現実的なアニメ作品というよりも、自分自身の現実に置き換えてしまう場面があり、違う意味で集中できなかった感じです。
前作のようなファンタジー世界かつ刺激を求めると拍子抜けしてしまうかも。
時間も73分はちょっと物足りないかな?せめて90分くらいほしい。
あっという間すぎて、TVアニメを見ている感じです。それだけ物語に没頭していたのですけど。
色々と書いてしまいましたが、前作を100点とするなら今作は80点という感じです。
2023年冬公開予定『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』
2023年冬に公開予定の『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』のチラシが置かれていたので、きちんとゲットしてきました。
劇場の頭とエンドロール後に次回作への導線をもってくるあたり、良い商売していますね(笑)
もうこれセットなので絶対に劇場に見に行くしかないでしょう!ってなる演出です。