宮崎駿監督10年ぶりの新作は集大成!なのか?
宮崎駿監督10年ぶりの長編アニメ映画「君たちはどう生きるか」を公開初日にみてきました。
一切の箝口令の中、鳥の絵のポスターのみ。それ意外の情報はなし。
そんな中で期待と不安の中観てきました。
映画館は平日の昼間ということもあり、1/5くらいしか観客はいませんでしたが、個人的にはこれくらいが丁度いいかんじです。
しかしパンフレットまで当日売らないのは、情報を出さないという戦略もあるんでしょうけど、観た人に対してはいかがなものかと思います。通販でとか、送料もかかるし、売り切れて買えないかもしれないし不親切きわまりないです。このあたりで、ちょっと不満がでていました。
内容はというとね・・・
白く小さい可愛らしい生き物は人気がでそう。
かといって、小学生だと退屈かもしれないです。
映像と音楽はさすがスタジオジブリと久石 譲の世界観は完璧。
新海誠監督の映像はデジタルの鮮やかでシャープな映像。
宮崎駿監督の映像はアナログチックのソフトなタッチの優しい世界観の映像となっています。
物語は最初は風立ちぬかと思わせる戦時中の現代、かと思ったら途中から宮崎駿特有のファンタジー世界が展開してきます。
既存の本「君たちはどう生きるか」からインスピレーションを受けているらしいが、メッセージは正直1回みただけでは伝わらなかったです。
最近はど直球な物語を観ているせいか、余計に難解に思えた。
映像や音楽はザ・スタジオジブリなので、これは映画館で見るに値する作品だとは思う。
ただし、心に残るものがあるかというと、答えは「No」でした。
ブルーレイが出ても今回はパスかな?
【キャスト】
山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、大竹しのぶ、國村隼、小林薫、火野正平
【主題歌】
米津玄師「地球儀」